「不思議掌編」を含む小説

祖父の家には立派な梅の木が生えていた。 祖父にとっては心を支える大切な物だったようだが、僕はその木に対して苦手意識を抱えていた。 なぜなら、あの梅の木には『出る』からだ。 柴田…

「ここは夢じゃない。でも、夢のような場所なんだってさ。」 静けさに包まれた夏の夜、黒猫に導かれて私は“あの日”と再会した。 言えなかった言葉と、もらえたひとこと。 過去と現在が…

賑やかな朝の森。 森を見つめる静かな存在が見つけた小さな異物――。 ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ chatGPTさんよりもらったお題で書きました。 お題…

壊れてしまったデバイス。 急遽、買い替えた中古のデバイスに搭載されていたアシスタントAIは、なにやら不思議な存在で……。 1700字程度の掌編です。 AIのセリフは、実際にA…

少し不思議なSFのような、ホラーの様な掌編です。

　私にはある未来が見える。それは悲しい人類の進化の答えだ……貴方は信じてくれるだろうか？

朝起きて、僕はサイコロを振る。 ２センチ四方のセラミックのサイコロに運命を託す男の話。 少し不思議系のSFショートショート。

消えた夏を探す少女のお話。 2024年7月頒布『水風船すくい掌編集　迷い夏、探してます　他二編』収録作品

Twitterの「#10文字ホラー」のタグを見て書き始めた短編集となります。 10文字でもちゃんと怖い！　を目指しますので応援よろしくお願いします！ お題提供も歓迎しております…

七軒のみの集落。人が住んでいるのは、僕の家だけ。ちょっとだけ寂しい。

突然の雨は空鯨が大量に水を噴き上げたことが原因らしかった。傘を忘れた私が憂鬱になっていると、大きなクラゲが現れて……？

社長令嬢の楓を連れて郷里の雪国へと帰ってきたが、予想していたより過酷な気候を前に楓は戸惑いを感じ、加えて「僕」の家族とも距離を縮められずにいた。そんな中、雪かきの疲労から炬燵で眠…

カジュアルに自殺したい男、就職活動が上手く行かない大学生、積読好きな人。 様々な人々が主人公の短いお話。

あの年の夏の夕方。海をのぞむキャンプ場。一回だけの夏合宿。 バーベキューを囲みながら、彼女はひとつの約束を願ってきた。 その約束は、数年たっても……ひょっとしたら数百年の時が過ぎ…

#文披31題 に参加の読み切り掌編小説を、のんびり収録します。 今年は一話あたりの文字数はランダムです。 7/1-31までの31話の予定。（かくよむへの収録は時差があるかも） 綺…

ここは『魔法菓子』がある世界！ 朝焼けの発泡水・氷の琥珀糖・虹の飴細工・声変わり飴…… 不思議で美味しい、魔力を含んだ食材で作られる「魔法菓子」の存在する現代世界。職人やお客さ…

10分程度で読めるだろう5000字以内でお届けする、おかしなファンタジー。あまじょっぱいメルヘンをお探しの方にオススメです。

一話完結の掌編。 ✳【エブリスタ】でも同内容で公開中の小説です。