「上手」を含む小説

　その昔、11匹の豆狸を率いて甲子園を席巻、徳島県高校野球史に金字塔をうち立てた？　「攻めダヌキ」阿波池田のお蔦にまつわる与太の数々。例によって徳島のリアル地名が出ていますが、フ…

私は自分に自信がない。骨格はガッチリ、愛想笑いも苦手。 それでも彼氏はいる――いや、今からその彼氏も過去になる予感がする…… 駅裏の喫茶店で、切ない顔をする彼。 私また振ら…

蜜柑で「シャンデリア」を作るのが上手だった祖母と、幼い頃の「私」の話。

　どうも。 「彼女に捧げる鎮魂歌Ⅲ・序章」を書いてみた、マカロニサラダです。 「え？　なぜⅢなの？」と思われる方々もいらっしゃるかもしれませんが、Ⅲです。 　彼女に捧げる鎮…

息がしづらい高校生の電車の旅。 ちょっとだけ百合要素入ります。 先日いただいたコメントが本当に嬉しくて嬉しくて、もっと作品を投稿してみたいなと思って載せました。読んでくださった…

聖女が生まれなくなった国で聖女代行をしていた魔法使いの一族を婚約破棄＆追放しようとした王家がざまぁされるお話。 ※王妃様は良い人です ※ちゃんとした魔女は出てきません

水泳が得意な二ノ宮らいかには幼馴染がいる。 可愛くて、褒め上手で、水泳が苦手で、いつも後をついてくる藤堂灯里。けれど、高校へ進学して、彼女は少し変わった。

　放課後の美術室。美術部員の僕はただ一人、キャンバスに向き合っていた。 　描くのは一匹の猫の絵。色んな角度から、既に何枚も猫の絵を描きあげている。 　猫の名前は「カリン」。少し前…

【御報告】書籍化が決定しました。沢山の応援ありがとうございます。 角川ホラー文庫さんから2024年11月25日発売です。よろしくお願いします。 ※完結しました。またいつかハガシ…

　6歳の小さな伯爵令嬢、ミリエンヌ・エルヴァンは母の遺品、『令嬢、城を焼く－悪役令嬢ですので、全員ひれ伏させてみせますわ』を胸に、「お母様の大好きだったお話を、今こそ私が現実にし…

一途だけど残念な男「圭ちゃん」と、自分の恋心を上手に伝える術を知らなかったビッチの「大西遥」――ボタンを掛け違えてしまった二人はすれ違う。 それでもやっぱり離れられなくて、そんな…

あたしの部屋の鏡はよく喋る。 ずーっと仲良しだった。 あたしより可愛いし、あたしよりちゃんと生きてるし、あたしのこと大好きだったから。 ちょっとかわいくて、少しだけ狂ったお話。

好きな作品を応援したいけどうまく応援コメントが書けなくて、ついついイイネだけ押して帰ってくるんだ……そんな情けない日にさようなら！　これを読めば君も今から応援コメントを上手に書け…

小さい頃から『おまえは聡い子だねぇ』とよくおばあちゃんに言われた。 とってもカンがいいって。 なんでも、カンがいいと魔法が上手なんですって。 だけど、魔法師になんてなる気はない。…

【第一部】 聖華高校に通う玖条白雪は、その名前とその美貌から、学校では白雪姫と呼ばれ憧憬を集めていた。 彼女は深夜、マンションの前で交通事故に遭いそうになったところを同じマンショ…

女子校に通っていれば、一人は『カッコいい』と評判の生徒がいる。それが私、雨ノ音沙琴だ。 そんな立場だから、私は同性から告白されることも多い。今日のお相手は、つい最近ファンの中に見…

魔法があるだけの現代に放り出された、記憶欠落の男。真相とともに思い出すのは、自分の壊れ方だった。 「異世界じゃない。現代社会だ。魔法があるだけの」 そう告げられた佐藤祥也は、記…

　日本にその名を轟かせた大詐欺師・オオバヤシロ。 　悪運尽きて燃え尽きた彼が転生したのは――『嘘が吐けない巨大な都市』だった。 　嘘を嫌う『精霊神』により嘘吐きは【カエル】にさ…

🌸 紹介文 春――。 フットサルサークルで出会った佐伯美緒との距離を、陸は少しずつ縮めていく。 横に並んだベンチ、差し出された缶コーラ、ほんのささいな会話。 気づけば、彼の世界…

　ジェロは18歳、目立たない冒険者ギルドの裏方、事務職員である。 　彼には秘密が2つある。 　1つは悪魔につきまとわれていること。 　もう1つは、不摂生のため30代で死亡した引…