「ショートショート あやかし」を含む小説

東京郊外にあるオフィスビル。そこには巷で話題の「猫又ノ手」という会社があった。 ただの人材派遣会社――ではなく、あやかしを派遣してくれる摩訶不思議な「猫又ノ手」。 今日も忙しなく…

詩や短編形式で自由に書いたインスタントフィクション集です。

ボクのお母さんは『あやかし』 いつもとちがう気持ちでいっぱいになるとキツネのお耳としっぽが出ちゃうボクは、人間のお父さんが作ってくれるおくすりを毎日飲んでいるんだけど……🦊

海で魂になった少年ペルシャは自分が成仏する為に、神に使わされた人魚マリーベルと共に海に祈る者たちの理由を聞く旅に出る。 これは死者ペルシャの魂の成長物語。

白いよくわからないものを見た

痩せ男は不気味な笑みを浮かべ、グルグルと体を回転し始めた。ついには黒いマントを身に纏った怪しげな姿に変身し、男に語りかけた。 「ふっふっふ、初めまして。私は悪魔です。今あなた、…

ばあちゃんが「たんばんに連れていかれる」と言った。

Kが迷い込んだ洞窟には、巨大な岩の包丁とまな板があった。 その二つで動物を解体したものは、人間であるはずがない。

ある少年が大雨の中、トンネルの前に立っていた。なんとも言えない雰囲気、しかし彼はそこに入ってしまった。

犬と猫が何かを見た

なにかが窓を叩いている

さあ、どこか他人行儀なこの毎日を そろそろ掃除しようか────── ねこである「おれ」の暇つぶし物語────

昔話を題材にしたショートショートコンテストに昔応募したものです。 弁慶と牛若丸の昔話と、 景観条例の高さ制限が変わった年があったなぁと思い、それを合わせて書いたものです。 京…

アルファポリスで公開していたショートショート集です。（超短編小説） ジャンルはバラバラ。 痺れて苦い恋愛物語や、学生のギャグ、まさかの展開のシリアス系があります。 ※公開する…

娘はいつも目をキラキラさせて、「いつもの話聞かせて！」とせがむ。 お母さんは笑顔で「わかったよ」と答え、本棚から一冊の本を取り出した・・ ジャンルはホラー、オカルトなどです。 …

ショートショート 人生迷った中年に悪魔と夢魔が関わる話

忘れていた十年前の少女時代の忌まわしくも哀しい思い出が、今還って来る。

一人暮らしをしている私は就寝中、人の気配を感じて目が覚める。確認すると、そこには女の幽霊が。それから、異端な同棲生活がスタートしたが、そんなある日、私は仕事でミスを犯してしまい、…