「あやかし 妖怪」を含む小説

その不思議な骨董市は、無くなったもの、捨てたものなど、今は存在しない品物が出品されている。そんな骨董市には、様々な来歴の人達が招かれ、今は亡き人、場合によっては過去や未来の自分に…

【毎週土曜日15時更新】 妖怪が見える故に親に捨てられた少年、行形燈燭（ゆきなりひそく）が拾われた先は、一反木綿の碓井維（うすいたもつ）が営む仕立て屋dormire（ドルミーレ）…

「この村な、今の時期は尺八様っちゅう、淫乱ド変態妖怪が出るから気ィつけぇよ」

　寺生まれのＴさん。 　あらゆる怪異をさっそうと討伐する最強の退魔師。 　幽霊や妖怪はもちろん、悪魔も邪神もたやすく祓ってしまう無敵のゴーストバスター。 　……というのは先代の…

　唐傘お化けの半妖、折笠直仁は十八歳を迎えたその日、持ち主に福を呼ぶとされる妖怪ケサランパサランを拾う。 　その夜、折笠は不思議な夢を見る。半妖たちが集い『高天原参り』なるものに…

黒川ツバメは、空想癖のある女子中学生。ある雨の日、町で一番大きな河に落ちたツバメは、川底で巨大な白い龍と出会う。 カンダチと名乗った白い龍が、ツバメに言うことは「俺の大事な玉が…

化野白夜：千年生きてる化け狐。陰陽師。 雨月：白夜の式神。狐、男。 弥生：白夜の式神。狐、女。 翼：兎の物の怪。 梅村　まゆり：「あやかし道具の配達屋　黒蜥蜴」のバイト。 白露：…

余命三カ月の宣告を受けた首相・智朗は、人生の終末を静かに迎える覚悟でいた。そんな彼の前に、二つに分かれた尻尾を持つ化け猫・ネコマタが現れ、智朗を喰らうために首相官邸に居つくように…

ある日、わたしと家族は気づきました。 ガラス戸がカタカタと揺れることに。それも、ただの揺れではなく。 なにかを探すように、一枚、一枚と、こちらに進んでくるのです――。

おとろしはささやいた。 「ころしてやる」 ころしたいほど、うらんで。 さあ、腹を満ちさせておくれ。

女子高生・黒条美影のもう一つの顔。 それは、妖怪退治を命とする異能者・神在。 地獄から現世へ降り立った妖怪がいれば、学業の傍ら一人で圧倒していた。 しかし、美影の秘密はそれ…

打ち捨てられた古道具が変じたもの、それが付喪神。 人世の翳に蠢く彼らを取り締まるのが、九十九物怪取締局（つくもぶっかいとりしまりきょく）。 生活の中で生み出されてしまった物怪た…

　様々な経験を経て成長していく魔法少女(ただし男の娘)が、妖怪たちの巨大な陰謀に立ち向かう！ 　一見女子にしか見えない銀髪の美少年、月代灯夜。見た目通りに女の子のような趣味を持…

　妖を祓えない陰陽生 ＆ 目に見えるものしか描けない見習い絵師 ＆ 群れで一匹だけ生き残った妖。 　享保十二年（一七二七年）江戸。 　生まれも育ちも異なる三者が、妖絡みと思われ…

新宿駅の地下を抜けると、そこには自然に囲まれた不思議な日本家屋が存在している。この「妖怪なんでも相談所」には、今日もまた新たな相談者が足を運んできて――

　妖怪の退治屋を目指している日髙　陽は『人喰いの屋敷』を倒したら退治屋として認めてもらうことになっている。 　そんな中、『百鬼夜行』という喫茶店を見つける。喫茶店には『雪女』や『…

この物語は「暗さ」から始まります。 けれど、十話に至る頃、あなたはきっと登場人物たちの掛け合いに微笑んでいるでしょう。 「無名の美学」、これはまさに静かに燃える日本人の魂の象徴…

彼女から別れ話を持ちかけられたら、彼女正体？が分かるようになった。 振られても大丈夫です。 だって妖怪とは憑きあえないから! えっ！なんで俺、憑き纏わられているの!? いや、…

家族全員がそれぞれ動画投稿をしている森本家の長女京子は、同じ６年１組の佐々木孝正君が気になっていた。淡い恋心を抱いている京子に、孝正が動画で家の武道場を宣伝して欲しいと頼んで来た…

【カクヨムコン11に参加中です、応援よろしくお願いします】 人の心を読み解く謎の青年、主人公の氷雨輪廻。 彼の務めるカウンセリング事務所『氷雨輪廻相談所』は、この世の『闇』を裁く…