「忘れないでよね」を含む小説

　転輪聖王リュンヌが、創造した精霊世界リテリュス。一番大きな大陸アンフェールにある小国クラーヌ。 　故郷の町を背に、涙をこられてマクシムは、復讐を誓った。振り返ることはない。 　…

【第1回アイリス異世界ファンタジー大賞で編集部特別賞をいただきました】 【アイリスNEO様から刊行される「ノベルアンソロジー溺愛編♦︎溺愛ルートからは逃げられないようです」に収録…

　「恋に困ってる奴はアタシのところに来なさい！　恋愛マスターたるこのアタシが恋の全部を教えてあげるわ！」 　2月8日にやってきた転校生、恋鐘愛は開口一番そう言った。 　転校早々…

記憶を取り戻す旅！！ 記憶を失った主人公アガド・メギドは鉄くずの広がる大地で目を覚ます。彼は現実の記憶もゲームでの記憶も忘れていた。 アガドはゲームでの仲間とともに忘れた記憶を取…

事故により3年間意識を取り戻さなかった少年が笑顔を売り始めたらしい。 体は弱くなって働ける状態まで復帰できなかったから。 なぜ笑顔を売るのだろうか。 なぜなら、3年後の世界は笑…

過去の事故で心と顔に傷を負い、周りからも距離を取って生きてきた陽人。 いつまでも続くかに思えた無味乾燥とした日常は、「有名女優が生き返った」というニュースを端緒に変わっていく。…

同題異話企画に応募するために、書き下ろさせていただきました。 いつも企画を考えていただきありがとうございます。 また続いてくださったことにも感謝します。ありがとうございました。

瀬名美雪は実の姉の真冬を愛している。真冬もまた、妹の美雪を愛している。 彼女たちが何もかも忘れて愛し合えるのは、土曜日午前三時。ファミレスでドルチェを食べた後。 二人が何もかも忘…

和子は、７０才を過ぎたころから認知症を発症した夫、文一郎のいる老人施設の窓際に座っている。 窓の外には、桜の木の下で遊ぶ子供が可愛い。 そんな夫に、和子は話しかけるように独り言を…

僕は何かから逃げていた。漠然とした不安が足を鈍らせる。 しかし次の瞬間には、僕は逃げることを忘れ、「解放」されるための会議に臨んでいた。

　中学生の時、冬の海の中を沖に向かって歩く女の子を見てしまった葉月桐笆。その子の儚い微笑みをずっと忘れられずにいた。 　高校１年の秋、極太赤縁眼鏡の女子生徒からラブレターを渡さ…

香鳴裕人さまの自主企画「同題異話　４月号 『さよならを忘れて』」参加作 上京し就職する私は３年間アルバイトをしていたお店をやめる。 最終日に花束を渡してくれたのは高校生の大田原…

聖女として異世界へ召喚された柚子。 けれどその役割を果たせないままに、三年の月日が経った。そして痺れを切らした神殿は、もう一人、新たな聖女を召喚したのだった。 柚子とは違う異世…

２月１４日、バレンタインデー。その年のバレンタインデーを、僕は一生忘れないだろう……

　ルーナシア、ここは魔法が全ての国で、誰もが魔法を使って生活している。特に魔法に優れた者たちは自分の専門の魔法をもち、氷を得意とする魔導師、炎を得意とする魔導師、大地を得意とする…

とある夏の切り抜き。 ※自主企画『第四回性癖小説選手権』に寄せて書きました。 URL：https://kakuyomu.jp/user_events/1681692786208…

KAC2022、私は各お題で複数作品公開していく予定です。ですので、まとめたものも必要だろうとこのまとめを作る事にしました。出来上がった順に順次追加していきますね。 これでシリー…

桜が散る夜 別れよう」と君がいきなり切り出してきて 僕はどうしていいかわからなかった。 「なんで」って聞いたら君は 「私死ぬの」と笑顔で言った、でも涙を流して居たのは忘れない

私の母方の祖父｢じぃじ｣が亡くなった時の話。 昔っから変なところまで几帳面で、呆れるほどでした。

探偵事務所調査員の時宗と北海道弁男子の海斗は、成り行きで札幌から東京まで、車で日本を縦断することになる。ところがこの２人、実は財閥御曹司とヤクザの運び屋。互いに素性を隠した２人の…