「短編 ショート」を含む小説

ラテアートから始まる物語。ショートショートです。

1話完結。ラブストーリーからファンタジーまで、すべて140字ぐらい。

　献身的な良子さんは、近所でも有名な自他とも認める良妻。 　そんな彼女を、日常に潜む「恐怖」が襲う。

13年前のある日、妹の歩美が行方不明になった。突然、煙のように。兄の和真は、それをオリオン星人による誘拐だと信じ、エイリアン・アブダクションの研究を続けていた。そんなとき自宅の目…

骨董屋を営む小宮山の元に、ある日、一枚の打ち掛けが持ち込まれた。それを買い取って店に並べたその日、打ち掛けの女が小宮山の前に現れる。

「殺す道具を極めるってどんな気持ちー？」 　子供の質問にショックを受け絶句する。 　それ以来、剣が握ることが出来なくなってしまった元剣聖の心の葛藤のお話。

　学芸記事で有名な、有数な新聞社であるエム新聞に一本の電話がはいってきた。 　電話の主は、エックス氏。彼は、現代芸術の到達点と称されるほどの芸術家であった。 　だが彼は変人…

※2023年1月の作品です。 読んでいただけると幸いです。 いいね、スキ、フォロー、シェア、コメント、支援などしていただけるととても嬉しいです。 これからも応援よろしくお願いし…

恋で流れる涙には感情が入り込む。 その一粒の短い物語 一話完結の短編集 簡潔に言うと作者の実体験です。笑 なんだかすべてを吐き出したい気分になったので勢いで書いてしまっ…

電気を消したアパートの一室。僕たちは、机を囲んで怪談話をしていた。とはいえ、机の上で揺らめいているのは蝋燭の炎ではなく懐中電灯で、季節も夏ではなく、物理的に背筋が凍る冬だった––…

雪は友人の美冬に、バレンタインデーのチョコレート菓子作りを毎年必ず手伝わされている。 毎年変わる美冬の「好きな人」、毎年上達しない美冬の料理の腕前、毎年聞かされる興味もない恋の話…

騒がしい食堂で、二人の大学生――カイとミコは旅行の計画を立てる。 行先はどこにしようか。何を見て、なにをしよう。 柴田　恭太朗さまの自主企画：『【三題噺】「苦手」「旅行」「…

ちりめんじゃこが生きていて

恋の音―― それは恋がはじまる合図。 その音が聞こえると、目に映る景色は輝き、心は踊りだす。 でも私には聞こえてはいけない音だった。 だって私は既婚者だから……。 既婚者…

ずっとずっと疑問でした。 初めから何もないことと。 後で全部なくなることと。 どちらの方が、幸運かと。 人間らしく、あれるかと。

戦国時代より極秘裏に伝わる懐術。その技の秘密とは… 懐術の若頭のお話。