「#砂漠」を含む小説

砂漠の町に住むシュジャは、エルフ族の血を引いている。いつものように売り物の薬を作っていた夜、突然男に押し入られた。アースィーと名乗った男は妙にシュジャに懐き、探し物をする間だけ、…

緑谷樹は役所で働く樹木医。植物と話せるがゆえに奇異の目で見られることが多く、人付き合いは苦手だった。友人も恋人もおらず、アパートで植物を愛でながら細々と暮らす日々。そんなある日、…

織田作之助青春賞　最終候補作　改稿。

兵士の大量死を調査したギズマット少佐が辿り着いた結論は……。 尚、登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは一切関係ありません。

王と盗賊の話 みじかめ

海に水が無く、塩の砂漠に覆われている異世界。乾きと数多の呪いに支配された世界で、元傭兵の少年『サヴァイヴ』は『トカゲ船』の船員となった。 同じく元傭兵の不思議少女『アリス』やツン…

長い眠りから覚めて、魔神のセナはランプの中から飛び出した。 目の前にいたのはカイルという美しい青年。 「驚いたな、本当に現れるなんて」 彼は旅の若者だった。 ラクサという街に…

殺到するドイツ機甲師団。迎え撃つ隻眼の勇将伊達政宗。

砂漠の国境地帯を治める第3王子ザイードの元に【罪人】と噂されているナーディアが嫁いで来る。 しかしそれは、ザイードを邪険に思う継母の王妃が勝手に決めた婚姻だった。 互いに望まな…

漣沙国の雨姫は、その涙で雨を呼ぶ。 雨姫に侍るは二人の夜伽。 物語を以て少女の琴線を震わせる大役に選ばれたるは、 ただの空想好きの女、シャイラであった。 「砂漠の砂が一巡…

ガザルは砂竜の女王だ。彼女はサハリア王国の王太子ラヒムと恋仲だったが、彼は政略結婚のため隣国の第二皇女と婚約をしてしまう。 妖精のイヴァンに支えられ、徐々に失恋の痛手から回復して…

不夜城、砂漠の中に屹立する都市です。終末の世界では、周囲にそぐわない華やかさを放っています。ある夜、不夜城の四長老の一人である酒長老が黒衣の俠客に殺されました。それ以来、この街は…

人間は逞しい生き物だ。 どんな環境においても自分達の生きる道を見つけてしまう。 そう、地球から何千光年も離れたこの星においても。 砂漠ばかりの星で、人々はいつの日か宇宙の先にある…

砂漠の真ん中にあるオアシスの街は、旅人たちが羽を休める憩いの場所である。 しかし、とある宿屋の娘アルヤは「何もない街」での生活に少し退屈していた。 ある日、宿を訪れた一人の吟遊詩…

殺到するドイツ機甲師団、迎え撃つ難攻不落小田原要塞！

世界で幸福の量は決まっている。 誰かが幸せになれば誰かが不幸に。 誰かに幸せを分け与えれば自分が不幸に。 だから、これまで演じてきた皆が不幸であれば、理由はなんであれ私が幸福にな…

砂漠の民のとある男が、親友の息子に御伽噺みたいな話を聞かせてあげる話。 後半、深読みすると若干際どいかもしれない表現が少しだけあるので、念の為R15です。

新たな鉱石資源をめぐって星系間での全面戦争を繰り広げている『イシュタリア連合王国』と『アーカディア共和国』 人類史上初となる人形機動兵器『Ifrit Gear Frame』通称『…

――あらすじ―― 主人公である実験体五号機「完」は異常事態発生のため緊急起動する。ほかの実験体を守る役割を果たしていたが、髪の毛と目が赤く身体は自分と同じ「赤いやつ」に時間を取ら…

灼熱の太陽が照りつけるシリア砂漠。砂塵が舞い、どこまでも続く地平線には蜃気楼が揺らめく。そこには、一人の男が倒れていた。ローマの剣闘士として名を馳せたレオニウス、本名はハイダル。…