「#昔」を含む小説

　俺には後輩で幼馴染でもある、秋山美菓（あきやまみか）という女の子がいる。 　昔から慕ってくれるだけに今でも妹分として可愛がっている。 　「菓」の字は彼女の誕生日がハロウィンなこ…

歯が痛くてたまらない健ちゃん。でも強烈に抵抗するので歯の治療が出来ません。そこでお爺ちゃんの知り合いの歯医者さんの協力で一計を・・　どんな手を使って健ちゃんの治療に成功したのでし…

ごくごく普通な高校生活を送っていた、如月湊。 友人にも恵まれ、全てがうまくいっていた。だが、ある日を境に突然、本で見たあることがある。いや、本でしか見たことのなかった展開に遭遇す…

兆治の罵声は 織田によって、肩を抜かれたことをののしっていた。 どうやら、織田は兆治の肩を脱臼させて、兆治の動きをふうじている様だった。 ののしる声は、すぐにお島を呼ぶ声に…

バラ園に住む妖精のチッチは、バラ園の持ち主の太郎さんを大好き。太郎さんは、年を取って、バラ園で倒れてしまう。搬送先の病院で、昔好きだった女性の名前を繰り返す太郎さん。チッチは、そ…

電シャ 逃げる、私は逃げていた 鼻からは 私が先ほど、ぶつけた時に、血管でも切れたのだろう 呼吸の邪魔になるような 鼻血が、漏れだし 口に入り ぽたぽたと 顎から落ちるのを感…

なんて書きましょうか。 異世界ものの話です。 この物語で遥か昔に古の英雄と呼ばれた人は、長く生き過ぎたが故に、守るべき人の愚かさを知ってしまい絶望しました。その時代に人々と敵対し…

むかーしむかし、昔といってもここではないパラレルワールドでの昔、可愛い可愛い女の子がおりました。 そんな女の子が継母達に虐められていた日々を送っていると、ひょんな事で“筋肉”の…

──どうか。どうか聖女様。我が妻アイナに聖女の祝福を── 妻の昔の男が自分の上司であるせいで、事あるごとに嫉妬してしまうサイラス。 しかしそれは、本当に妻を心から愛しているから…

コーヒーを淹れる若いマスターは週末限定。ちょっと昔のことを思い出す。短編です。 拙著「短編集 袖振り合うも『多少』の縁」のエピソード「（26）菅野聡」に出てくる喫茶店のスピン…

遥か昔、機械大国と名高い帝国エルトリアが、世界制覇を賭けた最終戦争で起きたあるアクシデントにより完全に崩御した。それから約千年後、エルトリアの機械文明は世界中に頒布され、サイボー…

　これは私、クオリアとアリアの出会いと別れの回想記録。 　たった3,397秒の記録。 　アリアだよ。機械人形君 　シータ？へー、機械人形にも名前があるんだー 　ふふ、本当に人間…

　昔から九州熊本にある八代の海には不思議な「不知火(ふしらび)龍神伝説」が伝わっている。 　祭りの主人公となる「火の神」は紆余曲折した人生を“悩める民”に救いの手を差し伸べ…

燃え上がる家をうっとりと眺める人影。 女口調ですが、オネエもありです。大あり。 昔のアカウントに投稿してたやつ。 【役】計１人 ・放火魔 不問: 【諸注意等】 生配…

　『私』はある日、昔の友人に呼び出され彼のアパートを訪ねる事になる。 　だが私を出迎えたのは、以前の彼とはとても思えない風体の男だった。 　そして彼は動揺する私に語り出す。 　か…

遥か、遥か昔の、武蔵野の森の中で。 幼い頃から寄り添った、とある二つの命があった。 その二つの命はそれぞれの生を終えた後、 大いなる命の源流で時折顔を出しては沈み。 離れては、…

黒木佳音（くろきかのん）はどこにでも居る高校生である。今日も仲間のオタクとオタ話をし、時々陽キャに絡まれる。そんなありふれた日々を送っていた。 しかし、家での日常は非日常とも…

　学生の頃映画評論家に憧れていましたが、何せ凡人で専門知識・学術的知識もなく、諦めてサラリーマンになり５８歳になりました。 　ただ、本格的に高校２年生の時から見始めて今まで、観た…

小さな海辺の町に来た美しい顔のお兄さん。近所の人たちとの付き合いも良く、挨拶に行った私にも優しく接してくれた。 仲良くなった私は夏休み中、毎日お兄さんと遊んだ。でも、そんな優しい…

密かに想いを寄せていた女の子が、ある日突然「彼女」になった。僕は、彼女を失うまいとして、随分無理をする。彼女が僕に与えてくれるのは、いつも甘い甘い体験。頑張ったつもりだったけれど…