「水」を含む小説

主に低塩分低糖質低脂肪の食事のメモ目的 心臓と肺に原因不明で水が溜まり、それにより血液が通常の三分の一しか体内に送れず、内臓と筋肉がボロボロになっていて糖尿病と高血圧と同じ症状…

SF短編。

色町に男娼、長谷凛一は存在した。 夜毎、客の相手をする凛一の床にある日、珍客が紛れ込んだ。日本人ではありえない容貌の彼の名前は、ランスロット・ザラと言った。どうやら部屋を間違え…

ーー戦火の中で、少年たちは絶望に抗い続ける。 越前国、一乗谷で暮らす佐奈井。身分の差を越えて、ひそかに武士の少年慶充に刀の稽古をつけてもらう日々を過ごしていた。 そして慶充の妹…

■「サシブミ」は文芸でもあり、遊戯でもあり、超短編でもあり、大喜利でもあり、実験でもあります。■ 対戦型文芸遊戯「サシブミ」の対戦の模様を収録した「サシブミ記録集Vol.1」（架…

　祖母の遺骨とともに、私は東南アジアにあるとある島にやってくる。そこに祖父が眠っており、祖父と共に弔ってほしいと遺言を残したからだ。 　祖父の戦友である岸部さんに出会った私は、島…

あるいはラマルク的存在としてのドラゴン=龍。 人間の進歩が道具とともにあるのなら、龍の進歩は自己変化とともにあるのかもしれない。 命からがら荒野を歩いていた僕は稜線の向こうに白く…

　明るい日曜日の、青い空の下。俺は恋人と、たわいない会話を楽しんでいた。 （カクヨム初出ですが、現在は「小説家になろう」「エブリスタ」「ノベリズム」でも掲載しています）

　その街は灰色を印象としていた。 　透きとおっているわけでもなく、霞んでいるわけでもない。曇っているわけでもなく、ぼやけているわけでもない。透明度はひどく高く、彩度だけがひどく低…

核戦争で世界が滅びてから、1000年がたった。人間や進化した生物は、僅かな食料を奪いあう。 特に、豊かな泉が湧く街「エデン」には、その水を奪おうと争いが絶えない。 これは「エデ…

あらすじ この世を荒らすと言われている「七大悪魔」。 かつては100年前に封印したはずだったが、何者かが封印を解きこの世に復活させてしまった。 そんなことを知らずにいつもの生活…

俺、園部春奈は明日から男子高校生。 そんな時、母さんが再婚することを伝えられ、挙句三年ぶりに会った幼馴染、水ノ宮愛姫と共同生活が始まるという。 義姉になった愛姫と共同生活、あんな…

主に中国文学や歴史等について思っていることを歴史オタクがただ語るだけのエッセイ(の予定)です。

水、花、炎、闇、光の五つの魔法が存在する世界。そして、この世界には五つの国が存在する。それぞれの国には信仰対象となる神や伝説が存在し、国同士は日々対立を繰り返していた。戦いを鎮め…

ある世界のある国のある王都。 その都市は戦争賠償により栄華を極め、医院、学院、薬局、食堂を始め、様々な施設が乱立していた。 しかし、医院での医療ミス、学院での病原体漏洩、食堂での…

魔法の精のおはなしは、おわりがはじまり、はじめがおわり。 どれもどこかが変なふう、だけれどそれが当たりまえ。 水のこと、木のこと、火のことにまつわる、全六編の短編集。

不幸から不幸が始まる。そして、楽園は崩壊する。喪失と絶望を経て不幸の終焉を願い、【　】は――― ―――生きていることが不幸だから、死を望んだ。 何度も投身自殺…