「顧問」を含む小説

読書部は僕と部長しか部員がいない自称部活だ。 功績もない。部室もない。顧問もいない。 僕たちは今日も読書についてを駄弁り続ける。 これは明日も明後日も代わり映えのしないだろう僕た…

　おれとヤツは古い友達だ。おれは能力は人並みたが、絵だけは才能を持っていた。一方、ヤツは大金持ちで勉強や運動もでき、容姿端麗で絵も上手かった。大人の言う『完璧な人なんていない。ほ…

美術部の使っていた準備室に乱雑に置かれたダンボールの中から青いドレスを見つけた高橋京子。彼女は最後の文化祭の展示品となるドレスのデザイン画を描く事になるもそのドレスの事が忘れられ…

志水陽は高校二年生。友人、岡本秋人から星を観る部活を作らないかと誘われ、入部希望を募り、秋人の後輩羽林和樹、陽のクラスメイト甘粕洋子、一年生の酒元涼、生徒会副会長の米倉祥子が集ま…

　地元公立に行くのが嫌で僕が入った中学校。そこは女子８割の全寮制中高一貫学校だった。 　機械が苦手でちょっと不思議なクラスメイトとぼっち友達になり、崩壊寸前の『野遊び部』に入部。…

少子化が進んだ日本では１８歳になったらその一年で結婚相手を決める必要がある。法律を破ったら最後、無理やり国が決めた相手と結婚することになる。「異論は認めないんだから！」一日総理大…

日本代表にも選ばれ、次期ドラフト候補と高校入学前から言われていた、天才投手・速水大輔。 けれども、とある事情から、高校では野球を続けていない。 その事情を知らない、国語教師の北見…

ある写真部のおはなし。 登場人物 一来真理(いちらいまこと) 写真部顧問。 眞嶋深志(ましましんじ) 写真部部長。 広屋慎(ひろやまき) 写真部部員。 榎元透子…

　何故か『暁が教えてくれたもの。』の外伝をとっくの昔に書いていたにも関わらずカクヨムへ投稿していなかったので、今投稿しています。本編より劇的ではないかと思いますが、自分なりに創作…

螺旋階段でファインダー越しに目が合った、その瞬間に二人の運命は始まった。 高校生の崇史とその担任で写真部の顧問である小谷野。写真を撮った／撮られた瞬間から意識し、惹かれ合う二人。…

高校入試を控えた長井満和（みつかず）は後輩達と二人の同級生、新山龍利（たつとし）と中崎恭一（きょういち）と共に放課後はラグビーに明け暮れていた。卒業後は就職するつもりでいたが、中…

　【心理学ドラマ 第2章(ミステリー編)】 　持ち前の頭脳と優れた思考力を持つ美人心理学サークル顧問の高村 香澄は、ワシントン大学構内で発生した『いじめ疑惑』『盗難未遂事件』を…

出版社の編集者である「私」こと山際公彦は、ライターの矢永敬一郎、後輩編集者の三枝美香とともに、長崎県の島原半島にある造り酒屋「中浦酒造」を取材で訪れる。 　山際たちが秋のお披露目…

とある高校に、学校非公認の部活がある。 通称、死にぞこない部。 部員は僅か二名。顧問は少々変わり者。 ほとんどの生徒や教員に認知されていないその部は、今日もひっそりと校舎の片…

　【心理学ドラマ 第2章(ドラマ編)】 　1年前に負った心の傷を日本で癒している高村 香澄のもとへ、彼女が尊敬するハリソン夫妻から、「ワシントン大学の心理学サークル代理顧問にな…

春休み、白梅の女に取り憑かれた事件をきっかけに恋人同士になった三鷹修一と投野郁夫。三年生として新学期がスタートしたというのに、投野がまた取り憑かれる。今度は樹齢千年の桜の木に縛ら…

百人一首研究会に所属することになった紀本貫行。何か影のある雰囲気の橘泉美。不敵に笑う大江千秋。訳ありそうで、いつも不機嫌な高峰白妙。そして、顧問の平野先生。本来出会うことのなかっ…

上司「君、頼むよ。頼りにしてるんだから」 女王様「あんた……こんな仕事もまともに出来ないのぉ？　とんだ豚野郎ねぇ」 上司「まぁ、ミスは誰でもあるから、仕方がない」 女王様「こん…

「この物語はわたしが出会った眼鏡達との物語です。今、それ以上言えることはありません。ただ、一言いえるのでしたら、あなたの本体はどこですか？」 ーーーーーー 【登場人物】 ・凹凸…

自由奔放な牧野 彩羽。 その幼馴染みの吉城 理人。 物静かなの平井 飛鳥。 不良少年の本田 乃愛。 の四人が所属する暇部の日常。 ついでに牧野彩羽の担任・暇部の顧問、葉山 諒太。…