夕凪ナイン

硬式野球全国大会の常連校で正捕手として活躍していた主人公、都筑遠夜はバス事故によって右眼を失明し、野球部の退部を余儀なくされた。野球の道を失った遠夜はまだ野球を捨てきれずに全国大会の決勝戦が行われている球場に赴いていた。そこで一人の女性と出逢う。
女性の名前は氷室朱里。高校の野球部の顧問兼監督を務める彼女は野球の情熱を遠夜が失くしていないことを確認すると、スカウトするのだった。