「見つめる」を含む小説

初投稿作品です。 これは三人の秘密の物語。 毎日空を見上げている少女、光野碧風 真っ直ぐな瞳で見つめる少女、波風愛瞳 クラスの中心にいる少女、翡翠紅風 みんな違う。だけど一緒。…

「椿ちゃん、僕と心中してよ」――。 出版社の編集者兼ライターの桐谷椿は、ひょんなことから写真家・夏目翔弥と知り合う。 彼の写真の大ファンだった椿の喜びも束の間、夏目の風景写真は、…

拗らせ×拗らせのBLです。 ひっそりこっそり見つめるだけで楽しかった。君が歩み寄ってきてくれたから。だから僕は…。

下校の準備を急いでいた彼は、教室で偶然に女の子にぶつかってしまう。 その子は、彼が憧れて遠くから見つめているだけの女の子だった。 二人以外誰もいない教室で、女の子はそっと彼に近…

高校3年生の7月20日日曜日。瑞斗は学校で受験勉強をしていた。部活を悔いの残る形で自分1人だけ引退し、その現実から逃げるために、考えないために勉強をしていた。すると上の階から優し…

筋肉と筋トレを愛する主人公、佐々木太郎。高校生の太郎は日々、学校帰りにジムに行く充実した筋トレライフを満喫していた。 そんなある日、学園のアイドルと呼ばれている桜井凛の秘密を知っ…

事故により全身麻痺となった青年。 ２０歳の誕生日を迎えたその夜…… 青年と木とのファンタジーです。

大学三年生の鉄平は、あかぎれで荒れた手を見つめる。脳裏をよぎるのは幼き日の祖母。そして、一人暮らしを決めた赤いきつねだった。 「赤いきつね」「緑のたぬき」幸せしみるショートスト…

愛の消滅を目の当たりにした文学少女と、愛する人をなぜ愛しているのか分からない文学男子。 そして、その二人の高校生は運命的に互いを愛し合い、果てに究極的な愛のある結末へと向かう。

「……すまないが、ここに避難させてくれないか？　俺たちは旅のものだ」 　吹雪の中、小屋の中に住んでいた女性は突然の来客に玄関の扉を開ける。 　その来客であるふたりのバックパッカ…

　『セーラー服姿の幽霊が、いる』 まことしやかに囁かれるその噂話によるとその幽霊は、川縁の土手に群生する菜の花の中に、すうっと立っているのだそうだ。 遠く川向こうを見つめる、…

ただここから離れたくて、いても立ってもいられなくて、逃げ出すように走りだすように、私と一緒に海を越える。 ただの当たり前が欲しくて、当たり前を壊して欲しくて、求めてもがいて「自分…

生まれてすぐに両親をなくし、孤独な弓の名手サッダに引き取られたキド・・その成長と愛の物語

「僕」と忌まわしい記憶のままの殺戮オランウータン。そしてその顛末。 殺戮オランウータン大賞という面白そうな企画があったので初投稿です。

「すまないね、レディ。僕には愛しい婚約者がいるんだ。そんなに見つめられても、君とデートすることすら出来ないんだ」 「え？　私、あなたのことを見つめていませんけれど……？」 「な…

酒席でポテトサラダを見つめる男。 彼の胸中とは？

生きるため思う終わりもある――。 とある町中に、その喫茶店はある。 物静かなマスターのご自慢は、真っ白なカップに淹れた真っ黒なこだわりのコーヒー。 そして、生きるために敢えて〈…

全ての生命は生まれてきたことを祝福されるべきで、たとえお前だとしてもその例に漏れることはないが、俺はお前という生命ではなくお前という人格の話をしている。 嘘をつくことしかない『…

舞台は福岡市・・御話の始まり部分 いつものように、晴れた気持ちのよい日だった たった一時間前までは 街は巨大化した　昆虫が暴れていた人よりひとまわり　大きいもの、巨大な虫の中に…