「#感情」を含む小説

ありふれた都市であったはずの木霊市では、人の感情から産まれる奇妙なバケモンが度々現れるようになっていた。しかし、それを倒すことが出来るのは、十二色の水晶に選ばれた、十二人の戦士だ…

祐介は、ある東南アジアの国の日本人学校に通っていた。 そこは、のんびりとした気の休まる学校だった。しかし、真一郎という転校生が来てから様子が変わりだす。 ちょうどその頃、その場所…

自律神経失調症になった。 ずっと時間は前向きに動いているし、周囲の人間も幸せそう。 だけど、僕だけが自分だけの世界にい続けている。 そんな生活が続いて、僕は一体どうすればい…

明るく元気な新入社員とやる気を無くしていた主人公。 彼女に触発されて徐々に彼の意識が変わっていく。 そして芽生える恋愛感情。 ある日、彼女へ自分の想いを伝えるのだが······。…

趣味で小説を書いている柚月麻理は、ある作品の読者数が伸びて、大喜び。それからも どんどん作品を書いていくが、彼女の心は段々、歪んでいって...

『青いトンネルの向こうには～天に届く音色～』のヒロイン早坂蒔絵の視点から見た小説となります。あらすじは同じものとなりますが、蒔絵の感情がより濃く描かれています。補完的要素が強い作…

「殺伐感情戦線」の「魚」参加作品です。 小さなころからずっと飼っている人魚のメリューのために、わざわざ引っ越して、大きな水槽を買った「わたし」。手塩にかけて育てたメリューは、ほ…

子供の身に危険が 勿論わたしも 今までは逃げていたけど 区切りを付けようと

目が見えない男と目を隠している男の、社会の隅っこで芽生えた感情とその行方のお話。 タグにBLとブロマンスは付けましたが、作者自身も「このふたりはどういう関係なのだろう」と今でも頭…

ぽっ、ぽぽっぽ、ぽぽ……。 ここ数日、夜中の2時になると不気味な声が聞こえてくる。俺はたぶん、その声の主を知っている。 その声が、俺を手招きしていた。 【カクヨム公式自主企画】…

「ごめんなさい。私、春宮君とは付き合うとかそういう関係にはなれない」 儚く散った初恋とそのとき芽生えた新たな感情は春宮颯汰の人生を大きく変えてしまった。 歩くことができない颯汰は…

大学生の青年は失恋した。 でも本当は失恋すらしていなかった。 だって告白すらしていなかったのだから。 告白するまでもなくその恋は破れたのだった。 社会人となった青年、恋愛とは距…

長く付き合うと大事な気持ちを忘れるよね。 日常の生活感に紛れてしまった鋭利な感情に反応できるか。 それがマンネリを受け入れながら長続きする秘訣の一つかなって思う

「ねぇ一口ちょうだい？」 世の何割かはこの言葉が嫌いだと言う。 でも、気づかれなかったら貰っちゃっても良いよね？

女は誓った、主への変わらぬ想いを。 女は追った、再び主の傍へ侍るべく。 ──その旅は終わらぬ、はずだった。

絵を描くことが好きだけれど、その道は選ばなかった大学生・加島（かしま）。彼がありついたアルバイトは、三鷹市深大寺にある大きな一軒家の管理だった。 「葱坊主をもらったんだ。ちょっ…

僕は学生の頃、"もう一人の"僕"、「彼」と会った。 彼は紛れもなく僕で、──でもやはり僕ではなくて。 彼は一体、何のために僕の元を訪れたのか。 感情の意味さえも忘れていた「…

東京上空に突如として現れた謎のオーロラの下、山田哀は泥酔した女子大生に絡まれる。 そして吐瀉物を撒き散らされる。 山田哀は淡々と女子大生を介抱し、自宅まで送り届ける。 翌日、正気…

「……」 ──また「いる」や。 私は昔から「あるモノ」が見えていた。 でも、それが「何か」なのかは全く分からない。せめて「人の姿」とか「化け物の姿」をしてくれていれば、それ…