「鬼 和風」を含む小説

　これは神になる為の物語。 　その始まりの話である。 ＊＊＊ 　何となくで書いて、読み切りみたいな感じになりました。 　設定こねくり回すのも面倒ではありましたが、正直なとこ…

怪物と人が天下を分けて争った関ケ原の戦から二百年 日ノ本は大障壁と呼ばれる結界を頼りに、国土の半分を守ってきた 幕府が治め人が生きる東国と降魔蠢く西国 そんな西国から、一組…

昔、伊賀の国に100人の忍びをたった一人で倒したという伝説的剣士がいた。その名を剣鬼といった。 そして、数年後、とある山中に錆びた剣を持ったやる気のない男が現れた。

神刀〈紅桜〉 代々巫女に受け継がれる一本の刀と、封印された鬼、魄皇鬼（はくおうき）の復讐。

時は大正十三年。昨年の震災で関東一円の霊的防御が壊れてしまっていたため、陰陽師の家系に生まれた雪乃は増えた霊障を祓う日々を送っていた。未熟な雪乃は祓いの際に、ちゃらんぽらんな“バ…

千枝は『見鬼の才』を持つ侯爵令嬢に仕える侍女だ。令嬢の婚約者、直幸はその力を知り仕事の手伝いをたびたび依頼してくる。立場上、断ることができない千枝は助手として帝国を奔走する。 …

【百合】×【現代妖怪ホラーファンタジー】×【地獄の三角関係ラブコメ】 「つまり、お主の同居人というやつじゃ♪」 「……は？」 現代日本のとある田舎町を舞台に、天涯孤独のフリー…

　ある森の奥深く、桜の老木が生えている。 　今年も美しい花を咲かせ、見る者を魅了する桜のもとで、今日もアヤはひとり、桜越しの空を見上げていた。 　ある日の夜、うたた寝をしていたア…

神から与えられた土地、上の国にある七つの里は強力な妖力や神通力をもつ大妖怪達によって納められていた。 主人公の紫苑は七つの里の中でも強い力を持つ鬼の一族の姫として生まれたが、母…

江戸の町には火纏った鬼が出る。 その鬼を退治するのが、定火消と呼ばれるものたちだ。その火消のなかに鴉隊と呼ばれる特殊な鬼退治の一派がいた。彼らの隊長は、いつも迷子。でも、やるとき…

ある夜、わたしは誰かに見られている感覚に襲われる。振り向くと、そこには身の毛がよだつような姿の鬼がいた。 恐怖に駆られるわたしのもとに「鬼討ち」を名乗る少年が現れる。 鬼を消す唯…

あらすじ 戦というものが日常的にあった時代。 この物語の主人公となる山森勘助（やまもり　かんすけ）は、のちに敵味方ともに「鬼」と呼ばれることとなる稀代の名軍師である。 しかし彼は…

　帝の剣と謳われし最強の剣士、真結月冬次郎。 　東方の国、ヒジュラにて剣聖と讃えられた彼は、だが、知ってしまった。 　この世界には、神の加護を受けた超常異能の〝魔剣士〟たちが存在…

・新兵、月宮一鉄は戦場でオニの少女に命を救われる。初陣の恐怖に竦み切っていたからか、女神とまで思ったその子と共に、一鉄はこの戦場を生き抜くことを望むが………。 ＊『桜吹雪に鋼鉄…

戦乱の時代に生まれ、“下人”として生きる少女がいた。 ある日 真っ赤な紅い月のような星を見た少女は、鬼と出会う —— 何も話さない鬼との出会いから少女の運命が変わっていく。 ※…

暴虐非道、その暴れぶりと残虐さで貧魂街の東を制圧した鬼――赤い暴鬼。 狂喜乱舞、その狂いぶりと冷酷さで貧魂街の西を支配した鬼――黄色い狂鬼。 赤と黄色の二匹の鬼たちは、歴史的な…

人の魂を喰らい糧とする生き物――鬼。 自らの欲のために守るべき魂を鬼へと売り渡す堕落した僧――魂売師。 互いの利害が一致した鬼と魂売師は手を組み、次第にその数を増やし続け多くの…

神出鬼没、数々の伝説を築き上げるも実態知れぬ鬼――蒼銀の鬼。 死屍累々、踏み越えた骸は鬼と人とが混じり合う僧――黒衣の僧。 最強と称された鬼と僧は、あるときを境にして音もなく姿…

※小説投稿サイト【小説家になろう】にも掲載中となります。 　 【あらすじ】 時は『神禄』 令和最後の大怪異『鬼門の大祓』より13年の後世。日本が『日ノ本』へと国名を改め、東京が洛…