「七月」を含む小説

【七月の季節】のリメイク前の物となります。どうにもこちらも捨てがたく、落ちた葉の様に踏まれても構わない。後ろを振り向きながら歩くように、時々見比べてみると面白かったりもする。 ま…

少し不思議な物語ではあるかと思いますが、昔それをＳＦ系(？)と表現したら怒られたので、未知的でありふれた話の集まりと表現しましょうか…… こっちは全部一度書いたもののリメイクに…

岡山県の津山市で行われる、夏の風物詩、“ごんごまつり”。 その時期も間近に迫った七月下旬。部活帰りの女子高生である【私】は、お祭りの開催場所である吉井川の河川敷で、とあるものを目…

１９９９年、七月。その日世界は終わりを迎えた。誰も知らないところで。 僕たちが無意識に信じていた常識、道徳、そういったものはことごとく無価値な何かに成り下がってしまった。 それで…

新撰組三番隊組長、斎藤一。 無敵の剣と謳われ、数々の乱戦を生き抜き、 暗殺や粛清、スパイの役割を担った男。 斎藤は、十九歳から二十四歳まで、京都で過ごした。 大学と大学院が京都…

［あらすじ］ 円井詩絵は転校生。そうしてやってきた高校はどうやら少しおかしな人たちがいるらしい。ともかく担任との面談の場として通された談話室、そこで詩絵を待っていたのは何処にも繋…

西暦2882年、三度の核戦争と神樹戦争によって荒れ果てた未来 人々はドーム都市と呼ばれる居住空間でひっそりと暮らしていた その世界で魔眼の異能と呪印銃を持った少女ルージュが、ドー…

【注：本作はホラーではないので、怖い話が苦手な方もお気軽にどうぞ】　 　木野良孝は怪談である。 　否、正しくは中学・高校で味わった二度の挫折で性根がねじくれ、【怪談：条弧池の書…

ＤＮＡ登録法が成立してそろそろ五年になる大学一年生の夏、わたしはその男の子と出会った。愛想がよくて空気を読むけれど、よく見たらちょっと目つきが悪くて、無表情だと怖そうに見える。だ…

ベガとアルタイルの距離は16光年あるって知ってた？

俺には計画がある。 高校一年の夏休みを初めての彼女と一緒に過ごす――という計画だ。 もう七月だしまだ彼女もいないけど、まあなんとかするさ。 なんとかしてやろうではないか。 ３つ…

かつて『名誉王』と呼ばれた人物が遺した宝の存在。 奔放な王子ローランドと共に、女騎士レイラはその宝を探し求める。 微妙な距離感の二人が、『真の宝』を見出すまでの物語。 自サイト…

勇者となった少女は処刑される。 魔王を倒したのに、世界を救わなかった大罪人として。 少年は勇者である事を辞める。 大切な人を守る為に、魔王となる道を選んで。 彼らは、にせものか、…

閉じた世界。閉じた夏。 幼馴染のゆかりは夏休み明けの九月一日に死んでしまう。 しかしその時、世界は閉ざされた。 この世界に九月二日はやってこない。 やってくるのは夏休みが始まる一…

夕波高校に通う。男子高校生『七美』は、女の子みたいな名前にコンプレックスを抱えていた。ある日、七美は「七月は七夕」と呟く、少し変わった少女。『優希』と出会う。彼女は七美と同じ夕波…