「ことばのてじな」を含む小説

100の詩（を目指しています。） どうぞお付き合いください。

ある日、俺は家に帰るとポストに宛名の書いてない封筒を見つける。開けてみると、そこには男が首から出血して絶命している写真が入っていた。その写真を同じ高校に通う写真部部長に見せると、…

六年前の雪の日。日本から逃げだしたこどもたちは、魔法使いに拾われた。 イルザークと名乗る彼に引き取られた少女と少年は、この世界で生きるための名前を与えられて、魔法使いの弟子として…

説明しますと、丸善エンサイクロペディア『大百科』は、1995年に日本で発売された、"紙の"百科事典です。 当時その圧倒的情報量と新しさに惹かれて、我が家でも発売されて間もなくに迎…

基本的にTwitterやInstagramで #ぱらぱらことば というタグで書いてきた散文詩、またはそのリメイクになります。よろしくお願いいたします。

ことばで、絵を描きたくなった。絵を描くみたいな感覚を用いて文章を書いたら、こんな風になった。

だいたい2010~現在までの詩を順次更新していきます。 基本的には書きたくなった時に書いて更新する形。 雰囲気もテーマもバラバラです。

本書は陰惨で複雑な長崎地方の戦国時代をおもしろおかしく理解するために、架空のNAGASAKI地方の抗争として書いてみました。 貿易を餌にイエズス会に内部浸食されたり、利権を守るた…

なにかに成り損なったことばの、なにか。 作者的自由帳。ことばの集積（続）。完成しろ。

彼は東尋坊の崖淵に立っていた。人生の淵に立っていた。立って、怯えて、すくんでいた。いまさらになって怯えたたずむ彼の背に、声をかける初老の男がいた。そして、生きろとも死ねとも、通り…

1話1作品順不同

ぼくはいけだたかしです。 なつやすみのじゆうけんきゅうとして、げーむのにっきをかこうとおもいます。 ゲームを通じて世代を超えた家族の物語。大切なものを思い出してみてください。

やばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばい

2011年3月。東日本大震災が起きてまもなく。日付が14日になったばかりの午前0時12分、最初の作品【カーテン】をTwitterにアップしました。避難所で寒くて怖くて震えている子…

一回、一万三千円の女。あるところに、一日に数十万円稼ぐ女性がいた。それは彼女のためにあることば。好きな者は、年収1000万円以上でイケメン、CEO、社長。関係は正義、ボランティア…

理解不能な言葉の束 タイトルから読み取っていただきたい。 今迄生きてきた道で陳腐な詞の吐瀉にする 此処に新たに詩の世界として綴ります 己が世界、今創られる瞬間の私が 織り成…

　大きな光。そして、突風。幼かった俺は、飛ばされる。曖昧な記憶。ただ、一つわかっていることがある。 　俺は、勇者じゃない。 　天変地異、動き出したモンスターたち。人々は魔王の復…

簡素な要素ばかりの小説です。「ことば」で壊れてしまうだけの登場人物たちの迎える展開とは。 昔、ブログに掲載していた小説群です。

これは、どこにでもある恋物語。 心が揺れるその時に、咲く花の色は何色？

右手に陰茎が生えた唯湖もまた、「終末世界症候群」からは逃れられなかった。恋人のわたしが持っているのはことばだけ。おかしく滅んでいく世界で、ちょっとずつでもいいからふたりで生きてい…