140字のSudden Fiction Project

2011年3月。東日本大震災が起きてまもなく。日付が14日になったばかりの午前0時12分、最初の作品【カーテン】をTwitterにアップしました。避難所で寒くて怖くて震えている子どもたちが、ほんの一瞬でも気を紛らわせるようなお話、いろんなことで頭がカリカリしている大人たちが、ほんの一瞬子どもと触れ合えるようなお話、そんな作品を作りたいと思って書き始めました。

つまり、まずは子どもたちに聞いてもらうための作品として書きました。

なので、大人のみなさんも一つ、小さな子どもの気分に戻って読んでください。もしも近くに天災や人災や戦災のようなこわいことにおびえる子供がいたら、声に出して読んであげてください。