「ほっこり」を含む小説

その小児科はGoogleマップに出てこない、不思議な小児科。嵐山の竹林を抜けて、沢を渡ると建っている小さな小児科。

立花瞳は三十歳を迎え、小さな会社で契約社員として働いていたところ、たまたま訪れた店で中高時代の同級生だった男・水琴真魚と再会する。 真魚は幼い頃の病により声が出せないものの、雑貨…

お誕生日言わなかった事を怒られた でも お祝いしようとしてくれた 気持ちが嬉しい なんか ほっこり

柴田　恭太朗様の自主企画、【三題噺 #18】「種」「ホラ」「悩み」に寄せて書いた短編です。

　大学生の春人には後悔していることがある。それは謝れないまま祖父が亡くなったこと。以来祖父が愛したような古い品物も、人と深く関わることも、苦手になった。 　しかし事故で古伊万里…

日常で起きるイライラも疑問も喜びもほっこりも 答えがでない問題、自分では至らない考えに対した主観。

「ニナちゃん、どうして逃げるの？」 だってだってだって！　うわああああん！！ ５分で読めるショートショート 隙間時間にどうぞ クロノヒョウさんのアンコール企画参加作品です h…

コンテストの要項の理解不足で、一句ずつ投稿してしまいました。すみません。 応募作品は「ブルーベリーは登園拒否の吾子の手に」一つにまとめました。 もしよければそちらものぞいてくださ…

コロナ禍を舞台にした短編です。 淡雪様の自主企画、第６回　私の短歌で物語を綴って下さい に寄せて書きました。 https://kakuyomu.jp/user_events/16…

父親の誕生日にチョコレートをプレゼントした愛莉。しかしいつまで経っても父は食べてくれなくて――。 果たしてその理由とは――？

とあるお屋敷に生まれたお嬢様、モノは目が見えない女の子でした。モノは好奇心旺盛な女の子でしたが、15才になる頃には、大好きな音楽、自分で読める本は読み切ってしまい、一人では着替え…

梅雨のとある日。母に「大人になったよ」って話したら、「まだまだ子どもね」と返された主人公のお話し。

「君のお悩み、私が解決して差し上げよう」 胴長短足直立不動、大きなお耳に長めなお鼻。 まん丸黒いお目々をもった、探偵姿の部屋の主（ぬし）。 夢の世界の片隅で、湖畔に佇む一軒の洋館…

癇癪持ちの私は、最近学校でいじめをしている───。 ワザとじゃないけれど、やっぱり悪いことをしている自覚はある。 そんな、やめたいけどやめれない負のループに陥った美麗は、最近は消…

狐と青い小鳥と狼の短いお話し。無知が時に危険かを題材にした物語です。オリジナル童話になります。

　自称容姿端麗、天才人気小説家の由依千歳は、人には見えないモノを視る不思議な力を持っていたため、幼少の頃から妖相談人として生活をしていた。 　しかし、その実態は締め切りは常にギリ…

　小学五年生の読書好きの明日香が、教室で学校の怪談を読んでいると、クラスメイトの葉月と七海に「トイレの花子さん」を知っているかと聞かれた。 　もちろん、と明日香は昔から伝わる花子…

ウゴカッタン様の自主企画「第二回星物川大賞」に参加するために書いた作品です。

地方の商店街で婦人部部長だったばあちゃんは、今でも商店街の人気者。だがコロナのせいで会えない日が続き、身体も弱ってしまった。ようやく再開する祭の日、商店街のおじさんたちはサプライ…