「もの 巫女」を含む小説

ミーシャ・ハーフダーク・インパクトランスは吸血鬼である。 吸血鬼とは言っても、退魔師の手伝いなどをこなす、 どちらかといえば、人間側にいる化け物であった。 そんなミーシャは退…

【あらすじ】 ポコロンと呼ばれるエネルギーが集まる世界。 水神を祀る神殿の巫女見習いとして、大神官ヴァルマと一緒に暮らす二人の少女、イーサとアイリス。 ある日、彼女たちは正式な巫…

お寺の息子vs神社の娘！ 元は、カクヨム３周年記念のシチュエーションラブコメ企画で書いたものです。 マグネットマクロリンクにも同作品の掲載があります。 全然関係無いけど、中…

西暦2050年。寺崎誠人は同じ大学の友人である月島華に、とあるミステリー情報を持ちかけられる。 夢を通して未来を視る能力を持った華に導かれるように、誠人はかの地へと向かう。そこで…

日課として、早朝に祝詞を奏上していた稲荷原流香。 そんな流香にとある調査を持ち込んできた初老の男がいた。 その男は言う。 『私を殺そうとして巻き込まれたといったところでしょうか…

『あの屋敷には手を出してはならない。あの屋敷が朽ちるまでそっとしておいて欲しい。それさえ守れば、私は安心して逝けるというものだ。これは私の意思であり、最愛の魔女の望みでもある』 …

相模弥凪《さがみやなぎ》は、少し変わった名前というだけの、花が好きな男子高校生。姉の雛《ひな》と一緒に売れない花屋を営みながら、幼馴染の御風詩織《みかぜしおり》を入れた三人で平凡…

　時は戦国、山深い大木村に、「巫女姫」と呼ばれる少女がいた。年は十九、小夜（さや）という。風を操る不思議な力を持っていたが、その力は村内だけの秘密とされていた。 　ある日小夜は山…

――日常と怪異を隔てた境界は、薄氷に過ぎない。 　静岡県の山中にある豊岡村高校へと進学した黒河司（くろかわつかさ）は、気の合う学友にも恵まれ、これから平凡で幸せな学生生活を満喫…

　現世（うつしよ）では人もあやかしも、同じように悩み、想い、様々な感情を抱きながら生きている。 　彼らの抱えるものは哀しい過去であったり、大切な記憶であったり様々なもの。 　自由…

タケルは祭りの晩に、育ての婆様からお前は龍と人の間に生を受けた御子なのだと明かされる。育った村を後にしたタケルを待ち受けていたものは、ミコたちとの出会い。額に第三の眼を持つ姫巫女…

妻に先立たれた自転車乗りの左門の元に、突然家を勘当されたJKサイクリスト・栞が転がり込んできた。止む無く親子になった二人だったが、左門の後妻を狙うツーリング仲間・由良と、家庭を守…

　時は鎌倉。 　幼い頃に盗賊に故郷を奪われ放浪の旅を続ける、七殺しの狼(ろう)は、食い扶持を得るために、盗賊に狙われている山里の村の用心棒となった。 　さっそく悪者退治に乗り出そ…

星の歌姫と呼ばれる人々。特別な力を持つ彼女たちは、歌う事で奇跡の業を引き起こす。 万能に見えるその歌の力。 数多くある歌の中でも、より大きな力を引き出すには歌い手とその歌を聞く人…

『カクヨム』や『小説家になろう』において無数の異世界転移が行われることによって、現代日本からもたらされた最新の科学技術があまねく行き渡り、併せて古来よりの高度な魔法技術とも融合し…

偉大なる精霊神＜タマナ・エレ＝シディア＞によって創造された、人間・亜人・精霊が共に暮らす世界——“エレ＝シディア”。 　かつてこの世界は、外なる世界より来訪せし＜黒煙の魔女＞なる…

「竜の爪は愛を知らず」ということわざがある。 時代を経て神から遠ざかった竜人には、人の愛はなく、ただただ肉欲があるだけ。 竜人の血に苦しむ流緒と沙地の国の女王沙羅との愛の行方は…

町から遠く離れた森の中にある常静神社。そこの神主さんはある日、森の中で罠にかかっていた狐の子を助けた。次の日、神主さんを訪ねてきたのはなんと、もふもふ、ふさふさの狐耳と狐尻尾の少…

2018/6/10～6/24にかけてカクヨム上で開催された「#女装男子匿名コンテスト」において優秀賞を獲得した作品を分量100％マシ（約5千字→1万字）の大増量サイズでお送りする…

幽霊には、視える者と視えない者が存在する。 しかし、視える者は限りなく低い確率。そして、幽霊というのは、「目に見えない存在しないもの」と社会に認識されてしまった。 そんな世の中に…