「#万人向け」を含む小説

私・加藤伊織は小学生の時から小説を書き始め、家族に全バレしている。 ……どころか、現在では読まれている（以前はBLだったので絶対見せなかった）。 前作「ラノベ好きの母に作品をブク…

ケージは漫画原作者の卵、アスカの漫画家の卵である。二人の夢は大ヒット漫画を手掛けることだ。青年誌の新人賞を獲得し、すでにデビューは果たした。次なるステップとして雑誌連載を目指して…

今の生きづらい、なんとなく感じる社会全体の閉塞感が少しでも和らげばいいなと思いながら書きました。 ※※※ 昔noteに書いた作品を加筆修正して投稿しています。

ある日、一陣の光が世界中に降り注いだ。 すると、ある共通点のある国々に大きな変化が起こった。 その共通点とは干支。 日本、中国などのアジアだけでなく、ロシアやアラビアなどでも使わ…

上野碧は藍佐大学に入学した一年生。 サークル選びに迷っているときに、筧希久子に声をかけられる。 藍佐大学お笑いサークルＡＬＯに入会して、筧と漫才コンビ「スケアクロウ」を結成する碧…

『音楽って何？』『音楽は誰のためにあるの？』『私は何のために音楽を奏でているの？』 主人公の海谷奏音は小さいころから母に強制的にピアノを弾かされ、コンクール1位常連だったが、…

「もう一度、聞いてみてくれる？　きっと、その人は……」 冬の訪れを感じる11月、榛菜と晶は塾のクラスメイトに不思議な話を聞いた。 誰もいないはずの音楽室に幽霊がいて、ピアノを弾…

ドラゴン退治を依頼された三人の騎士は、褒美と平和のために都を出立したが、なんだか雲行きが怪しくなってきた。酒と賭博のライトファンタジー。

クロームで構成された体でも、魂は変わらない。

登場人物＊嬢 只の漫画好き。ブックオフ大好き。勉強机の収納スペースが漫画で埋まっている。ジャンルではなく表紙の絵柄で選ぶ派。

年末、実家に帰ったわたしのところに、妹の春香がやって来た。 「人って、一日に十分でも一人になる時間が必要だと思うわけよ」 そう言うと、四歳になる息子の公太を置いて出かけて行った。…

たった一羽、しなやかな翼に風を捉えて。灰色に覆われた全身のなかでたったひとつ、尾羽だけがぽつりと黒い。

正月早々サイアクな思いをした「僕」に、さらなる不幸が降りかかる。でも、それは決して悪いものじゃない。だって、僕は不毛な十代を乗り越えたのだから。

「先生が好きです！付き合ってください！」 告白されたけど、もちろん私は断った。 教え子と恋愛だなんて。それに私には彼氏もいる。それきりのはずだったのに。 数年が経ち、私は彼に再…

結婚式を三日前に控えた歓迎会。 豪華なドレスで着飾り新婦アレクシス・バトレは浮かれに浮かれまさに人生の絶頂。 しかし突如として最愛の人カルロスから婚約破棄を言い渡されてしまう。 …

空の明るい夜、老女が赤子を見つける。それは薄紅色の髪をした、言葉を理解する不思議な赤子だった。赤子は老女のもとで育ち、少年となる。そして老女を「魔女」と呼んだ。魔女は不可能を可能…

２０２３年、大晦日。 高校生の涼平の家に猫がやってくる。 その猫と一緒に年越しをすることになったのだが──

この世から忘れ去られようとしている神様を迎えに行くーーそれが八百万人事課の仕事。たくさんの神様との出会いが、少しだけ人生を変えていく。

　ある日突然、謎の人物がデスゲームを開催する。 『日本にいる全員に、デスゲームに参加する』 　じゃんけんによって勝敗をつけ、勝ち続けると賞金を得られ、負け続けると死ぬ。

卒業間近、日下部高校に通う五人の生徒たちは日下部高校七不思議の一つ、「扉の少年」という話を知る。なんでも、卒業式前日に学校のどこかに突如現れる扉の中に入れた者は、どんな願いも叶う…