「童話」を含む小説

あのキツネが さよならを言う前に……

牧歌的な平和に守られる東都は争いとは無縁の都。そこに千里眼の魔女と呼ばれる占い師がいた。高額な鑑定料を取る胡散臭いぼったくりと思いきや、魔女は確かに不思議な力を持っていた。また、…

つれづれなるままにストーリーチックに書きました フィクションです

公爵令嬢アドルフィーナは疲弊していた。婚約者である侯爵令息ゲルハルトとの関係が一向によくならないばかりか、学園に入学したことで悪化したからである。 かと言って婚約の解消は難しく、…

児童養護施設で暮らす子供が、ハロウィンの夜に不思議な体験をする話。 （2024-11-01）【詩・童話・その他】ジャンル 日間14位 （2024-11-05）【詩・童話・その他…

いつも一緒に寝ているお気に入りのぬいぐるみ。　ぬいぐるみと遊ぶ夢をいつも見ていた。　でもその日はちょっと様子が違って……。

星空が綺麗な夜、僕を迎えに来た不思議な星に導かれ不思議な世界へと入り込んでしまう……。

綺麗だけれど不穏の雫を一筋垂らしたような物語を、140字ピッタリで紡ぎます。 残酷な童話風のダークファンタジーが多めです。 毎回ではないですが、BLやGL、人外、異形化、状態異常…

三毛猫の「メイ」の宝物は、おばあちゃんが作った、お手玉のねずみ。 カラフルな布地を三角に縫い合わせて、丸い耳をつけたお手玉の中には小豆が詰まっていて…… 押入れの天井には、ある…

日願国には鬼が出る。 鬼といっても、童話に出てくるようなものではない。 鬼とは元は人であり、鬼の病に罹患した者が異形へと変じた姿である。 だから、人は生きるために鬼を殺し、研…

十歳にも満たない頃からツグミとしていた二人だけの遊びがあった。 花を集め、ガラスで覆い、極彩色を眺める。 ただ、それだけの遊び。 その遊びの名を思い出せずにいる。

険しい道のりを諦めず進んできた熊。 しかし出会った動物たちが発したのは、称賛の言葉でも、労いの言葉でもなかった。 熊は次第に、自分の頑張りをちっぽけだと思うようになった。

ある日 パパとママが 仲良しでなくなりました

日照りが続く、山の奥にある村で。 お殿様の使者の命令で雨乞いのために大切な御神木の松を切ることになった、木こりの重松さんのお話です。

ウサギさんと亀さん。

昔々、神や妖怪が今より身近な存在であった頃の話。 ある山間の小さな村に、一人の少年がいた。 皆に愛されていた少年は、しかしあるときを境に何を食べても腹が膨れなくなってしまう。 食…

幼い頃に父を亡くし、継母の元で奴隷のように扱われながら育ったアンナ。しかしある日、新たに家に庭師として雇われた青年・ロベルトが現れ…… ※シンデレラと、アメリカの逸話を組み合…