「あやかし(？)」を含む小説

桜戸叶は実家が和菓子屋なだけのごく平凡な女子高生。 だが、十七歳になった途端、普通の人には視えないあらゆるモノが視えるようになってしまう。 そして現に誰も座っていない隣の席に何か…

現時点、生きている人間のなかで最強にして最悪の陰陽師・道川 明星（みちかわ みょうじょう）が、身勝手な理由で国家を抱き込んだ魑魅魍魎ばっこするVRゲームを創ちゃった。 高校二年…

ある日、川崎駅前が突如として魔界と直結し、暗黒の裂け目から無数の魔物たちが現れた。黒い影のごときその姿は、一見すれば街に混乱をもたらすかと思われたが——実際、ほんの一瞬、混乱はあ…

小説家になろうで完結した【無敵な脳筋美少女と王殺しの魔法使い】のタイトル変更作品です。中身は同じです。 「22時以降は出歩くな」呪文のように囁かれる2024年の現代日本。 家…

今は田園都市線と呼ばれる路線の一部になっている渋谷駅と二子玉川駅の間が「新玉川線」と呼ばれ、開業したてだった頃。新玉川線の格好良さに夢中の子どもたち。幼稚園年長さんの夏美は、クリ…

決められていた。 生まれる前から。 斬魔刀、アヤカシの類を斬る刀にー。 持ち主であると。 “何故我はこんな芋ジャージ娘を” 「え？勝手に選んどきながら、何言ってんのこ…

平安時代中期、陰陽師として名を馳せた男がいた。その男の名は安倍晴明。 小説や漫画、映画などでお馴染みの若き陰陽師である。 しかし、本当の安倍晴明は違っていた。 陰陽師となったのは…

　九尾の末裔シリーズの外伝その2でございます。 　主要キャラである源吾郎君や雪羽君の日常、本編の大枠とは無関係なお話をアップしていこうと思います。 　キメラフレイム君の配信回があ…

普段は重たい話ばかり書いているので、執筆に疲れた時にきゅんきゅん青春モノを書きたくなるんですね。 仙郷物は敷居が高いので、陰陽みたいな道教みたいな、ごちゃまぜの世界観を作ってやり…

ベッドで、風呂場で、駅で、神社で、学校で、ふと思いついたホラーを書いていきます。 PSレイティングは保険

　サイバー・ジャンクシティにもシンフォニック・エラーが木霊する。シンフォニック・エラー。誰もが耳を抑え、口を閉ざし、震え上がる言葉だった。 　 　街角のこじんまりとした料理屋で、…

冤罪により務めていた会社をクビになり周りの友人もそばからいなくなった。 孤独に耐えきれなくなり、自殺をしようと人が来ない森に向かったら怪我をしている狐を見つけて死ぬ前に人助けな…

道登法師とその弟子制多。妖女の美夜を加えた三人は、春の港町に立ち寄った。 不穏な気配を孕む港町。女ばかりが行方知れずになるという怪異が起こり、漁に出るどころではないという。 妖魔…

時は大正。明治の文明開化からさらに西洋文化が根付き、人々が新たな時代を謳歌している頃。 時代が移り変わり科学技術が進歩しても、人ならざるもの――妖（あやかし）の存在が消えることは…

天国と地獄の間に住むのは、人間だけではない。 色んな会社＜宗教＞に所属する人間ではない彼らに導かれて、人間の僕は今日も彼らの仕事を手伝う。

夢屋胡蝶。夢と茶葉を取り扱う店だ。美しい夢、思い出の夢、自分の願望の夢、未来の夢、突拍子のない夢など、様々な夢を求めて客が訪れる。そんな店の客には人ならざる者も多いようで……。 …

時は平安。都を守護する神々に仕える巫（かんなぎ）・煉夜（れんや）。 世の秩序を乱す不浄なるものを祓うのが煉夜に与えられた使命だ。 これまで数多の妖を無情に屠って来た。 ある晩、…

何にもない日常が流れていた。日本、しかし謎の男が街中に現れた。その男は歌を唄いながら、町を歩く。神社や寺、小さな仏像にまで礼をしている あれ？あんなに人いたっけまぁ良いか、俺も楽…

大戦へ加速する、1918年(大正7年 / 民国7年)。 林 一葵《リン イークゥィ》は、日本へ行商に渡る『華僑-かきょう-』として生を受けた。排斥運動で脅威迫る日常を変える為に…

最愛の姉を亡くし、家を勘当された翔子。 亡き姉が通っていた学園「学家都市タカマ」に入学し、姉との約束に出てきた少女、富久原ふみえと出会う。 「閑戸しょうこ」という名をもらったしょ…