「短編 ホラー」を含む小説

駅への近道を通る男が耳にした水気を帯びた音。 好奇心に負け、その音の出どころを探すことにした男ですが―― ・KAC2023参加作品。お題『ぐちゃぐちゃ』 ・日常の中で遭遇する…

KAC20233『ぐちゃぐちゃ』 彼女に振られ、心はぐちゃぐちゃになりそして―― ぐちゃぐちゃ（物理）。私の作風なら当然こうなりますよねぇ……

ぐちゃぐちゃってなんだっけ？ という会話を繰り広げる二人。 それをそばで聞いていた少年は、祖母からの言いつけを思い出す。

貴方の大切なものを　この手で　ぐちゃぐちゃにする時の　この気持ち たまらないわ 　 　 　 ※KAC2023 ～カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 20…

ホラー短編です。 ※本稿は完全なフィクションであり、実在するいかなる小説コンテストとも、また出版社や国家とも無関係です。念のため……

KAC2023参加作――在りし日の妻を求める男の姿。

あれは、私が小学生五年生の頃だったでしょうか。 　 　お盆といえば、父の実家である祖父母の家で過ごす事が毎年の恒例行事だった我が家。 　私は、あの家が苦手でした。

解説ありだよ。まぁ、この解説は私が思う1つの答え。 他にも様々な答えがあると思います。

変人の考える事はやっぱり変だったのか？

年末。太一の誕生日に彼女の阿弥（あみ）が家を訪れ、手料理を振る舞ってくれる。その彼女からのプレゼントはマフラーだった。 けれどそのマフラー、二人で一緒に巻きたいと彼女は言うのだけ…

高校生活最後の思い出にと、百物語をすることになった語り部。 彼の友人・市ノ瀬が語ったのは、幼い日の、とある夜の話だった。

僕は、俺。俺は、私。私は、僕。壊れてしまったのだからもう諦めるしかない。そして、彼らは自由に生きている。

小学4年生の風花が楽しみにしていた授業参観。だけど、母は来なかった。 KAC20232 お題「ぬいぐるみ」参加作品です。

可愛がっていたんだもん、まさかあんな事になるなんて…(泣)。

彼女にぬいぐるみをプレゼントできなくて振られた男が語る、ぬいぐるみの怖い話。

人は私のことを呪いのぬいぐるみなんていうでしょうけど、そんな大層なものじゃないのよ。 ただ、怒っているだけ。 ただ、許せないだけ。 だから、私があなたを捨てないことにしたの。 あ…

可愛い可愛い、愛しいハルカ。誕生日には特別なぬいぐるみをプレゼントするからね。 幸せな誕生日のプレゼントは指輪とイビツなぬいぐるみでした。の彼氏視点です。 先に下記から読んで頂…

北海道の漁村に引っ越した「私」は、海にせり出す半島の上に、地図に無い電波塔を見た……。

　私の母は、アルファツイッタラー。 　幸せな日常を切り売りしながら、引用リツイートで世相を斬りながら、強く、賢い女であろうとする。 　私は、そんな母のお人形。いいねとRTを稼…

KAC20232 ぬいぐるみをテーマのお話②