「喪失」を含む小説

竜の力を宿す記憶喪失の少女、アヴィ。彼女やその周りの人々が過ごす、明るかったり暗かったりする日常のお話。 基本的に1話完結。不定期更新。

何もわからず眠り続けていたけれど…（※重複投稿作品）リィズ・ブランディシュカ

～あらすじ～ 目が覚めた時、そこは見知らぬ世界だった。所謂記憶喪失に陥り二進も三進もいかない状況に置かれ、ことの経緯を知らずして迷い込んだ家屋に、何か手掛かりはないかと捜索する少…

ギルドに所属し、依頼をこなし報酬金で生計を立て暮らしているリィド。 魔獣駆除の依頼を主にこなし、受付の知己である年上美人女性にアプローチしかわされる日々。 リィドは育て親を病で…

三月半ば。 国中で春の訪れを祝う花祭りが開催される。 領主館では、毎年この時期に合わせて二日間のお茶会が開かれるのだが、中庭の四阿(あずまや)に陣取った前領主の老紳士は、ずっと席…

　かつて世界には【色】と呼ばれるものがあって、かつて世界には【夜】と呼ばれるものがあったという。 　そんな世界はどれだけ美しかったのだろうか。 　そんな世界はどれだけ醜かったのだ…

未曽有の伝染病が流行して二十年。国家は人々を徹底的に管理し、子供たちは「外」の世界を知る術を喪失する。人と人との温かな繋がりを閉ざされ、あるのは画面の向こうの「友達」のみ。国家は…

暗い過去から、自らの人生に疑問を持つ女子高生、レイ。 憧れを追いかけながら毎日を楽しんでいる女子高生、ヒナタ。 そんな真反対な二人の共通の趣味は―― フルダイブ型ゲーム『FOV…

ある異世界、ある吸血鬼の国で世界を救った英雄の少女とただの魔道具店を営んでいるただの魔法使いの少女、その二人のお話 アルは異世界を気ままに生きていたが、そんなあるなんて事のない…

絶海の孤島に、積み重なる家々。 それは最早一つの建物のように犇く。 何者かの呪いによって次々と島へ飛ばされる人々。 そうやってこの町は繁栄していった。 島に飛ばされ、記憶を失い、…

死の恐怖すら喪失した社畜こと僕は不注意にも無自覚に投身自殺を遂げてしまう。突然目の前に広がる大自然と龍騎士の戦闘に異世界転移を確信、仕事から解放された歓喜に酔いしれる、のも束の間…

　山河ケイスは十年前植物状態となった守屋さとりを助けるべく科学者となり、さとりを目覚めさせるため、彼女の意識と自らの意識をつないだ。だが、その際に記憶を失う。 　記憶喪失のケイス…

わが子の喪失がくらい影を落とす夫婦。炎が照らす、幻想的な雪の夜道でふたりが出会った奇跡とは。ちょっと大人なビターテイストホラー。 【KAC20247】のテーマ「色」。 ※まつ…

目が覚めると、俺の目の前には美少女がいた。 周囲は何もない森の中。 自分自身の事とこの世界の歴史を忘れ、ここにいる理由も、帰る場所もわからない。 残っているのは最低限の知識と、魔…

先天性色彩喪失症。私が生まれ持った病気、というか症候群。 色を感じることが出来なくなり、白黒の世界でしか物を見られなくなる症状。 でもあの人だけ、あの人の周りだけはいろ……だと思…

私は飛行機事故に遭ったらしい。 見知らぬ人々、後遺症が気になってしまう。

カイ、17歳は学校にも行かずに、自分は選ばれた天才だと思いあがり、誰かから認められるためにAIを作っていた。 しかし突如モニターから謎の少女、ミライが生えて現れる。 ミライは名前…

佳奈恵は六歳で血の繋がりのない刑事に引き取られた。 どんな理由なのかは知らない。だが、佳奈恵は神宮寺が大好きだった。 玄関が開いたとたん、佳奈恵は晶に抱きついた。 可愛らしく大…