「＃ドラマ ＃短編」を含む小説

　普通の生活をしていたぼくは、親友である成安の最後に立ち会えなかった。 　だから後悔を胸に必死になってその幽霊を探す。 　悲しみを受け入れ別れの言葉を告げると、ぼくは前を向いて人…

女の裏は男のそれより黒く、甘く、とろりとした蜜で満たされている。 その蜜は女にとって最高の毒。 自分を満たす為に女は今日も毒を掬って浴びる様に飲む。 その先にあるのは…… …

去年はこういう方が沢山いらっしゃったんじゃないかなぁ、と思いながら書いてました。 この前まではSkypeくらいしかなかったのに、いつの間にかZoomやらTeamsやらで飲み会やっ…

昔、名前も知らない誰かに命を救われた。 僕は、僕にとって英雄になったその人みたいになりたくて今まで生きてきた。 なのに、どうしてこうなったんだろう。

母と子、父と子

主に現代ドラマ、恋愛、ファンタジーを集めた短編集です。 気に入っていただける話が一つでもあれば幸いです。 不定期更新です。

藤崎心美と藤崎綾乃。同姓であり、家も隣同士だった2人は嘗て誰よりも親しい親友だった。しかし、心美は次第に綾乃に対し嫉妬心を抱き、疎遠になっていく。そして、悲劇は起こる……。

正しいルールの決まった街で暮らす少女のお話し。 当たり前のルールを不思議に感じることはいけないことでしょうか？

遺言を書けずにいたボクを、クラスメートのある女子が手伝ってくれた。 そして迎えた授業参観の日に――。

■あらすじ 　晴海の鮮魚市場で仲卸として勤める辰巳功二は子どもが学校でいじめられていることを知る。翌日、勤務を終えて同僚の千川要とファミレスに酒を飲みに行くと近所のタワーマンショ…

同級生の桐生景虎君は、悪い人ではないけど適当なことを言って相手を煙に巻いてばかりの、人となりがよく分からない不思議な人だった。 ある日私は、彼が廃部になったスケート部の部室の鍵を…

百合

チーフとの戦いは少しでも弱気になると必ず負ける。 今回は自分の意見を通すことが出来るのか！？

『✕』１ 『✕』印は、コンテストに落選した作品の刻印です 一生に一度、書けるかどうかの一話完結の作品です ※例えるなら、短刀専門の刀匠が生涯に一度だけ作った名刀『一期一振』…

ある日、大洪水が一家を襲う。家は壊され、濁流に呑み込まれた家族に、近所の動物園から脱走した虎が襲いかかる。混乱の最中、姉が発した言葉と洪水で家族は糸も簡単に崩壊した。現代の家族の…

ここはエレベーターに乗るためには免許が必要な国、日本。 これは、1人のエレベーターに乗れない青年が織りなす日常の物語。 この作品はノベルアップ+でも掲載しています。

とある高校生と河原に毎日座る大人のお兄さんのお話

大学生の「俺」が、ストーカー被害に悩まされる話。

最近隣の家に引っ越してきた浩平という男の子。いつも暗くて俯いてばかりのその子と仲良くなりたい私は、贈り物を贈ることを決めた。 だって、もうすぐバレンタインだから。

出逢いや別れ、初恋や青春、あるいは人生の岐路にある一台のバイク──。 名車スーパーカブとその周りの人間ドラマを、名曲と共にショート・ショートスタイルで描くオムニバス形式の短編集の…