「ふたりなら」を含む小説

階段から美少女が落ちてきた。それが佐伯修一《さえきしゅういち》と燈田美侑《とうだみゆ》の出会いだった。しかも彼女は成績優秀、運動神経抜群、容姿端麗の高嶺の花。けれど、ある病気を患…

「なんか最近、“マフラー”さんと取材することになると決まって変異体に関わる仕事になるような気がするんだよね……」 Webライターであるふたりは、ある森の中を通っていた。 その場…

窮屈な日常に嫌気がさし、旅に出たいと思うようになった高校二年生、高橋 翔（たかはし かける） 貯金をおろし、さぁ旅に出るぞと駅に向かった翔は、クラスメイトにして孤高の美少女、七瀬…

時々、違う世界から人が運ばれて来る「コスモス」という町。そこに住み、「わたげ」を配る主人公・ミアナは、ある日どこからか運ばれて来た少年・ロスと出会う。仲良くなる２人だが、ロスには…

７００年以上続く歴史と伝統ある大国・ゴール王国の隣にある貧しい地域「カンサイ地区」 そこからの帰化人である少女・テスカは日々差別に苦しんでいた。 だがある日、街の英雄の娘であり、…

Twitterの深夜の物書き企画から生まれた作品です お題:「ちくわ」「5号機」「大発明」

※以前途中までupして、いったん公開中止にしたものです。手直しして再公開します。 たみこときよこは幼馴染。四型ロココウイルスの蔓延した、全然終末じゃない世界での、ふたりの日常を…

男と女、男と男、女と女、ジェンダーレス。 恋に線引きはない。 ただ、そこにあるのは、人と人とのかんちがい。 恋のつぶやき ３秒のお時間を私にください。

「……タビアゲハ、おまえはこいつをどう思う？」 　住宅街の坂道で、バックパックを背負った老人は抱えたスイカを仲間に見せていた。 　そのスイカは、先ほど坂を転がり、擁壁に激突して…

「今晩あたり、狐が降るかとおもって」 工場に勤めて漫然と日常を過ごす《僕》は、寂れた峠にひとりたたずむ女を見掛けて、おもわず声を掛ける。 彼女はひとつに結わえた髪を揺らし、振りか…

とある夏の日、押入れが空っぽになっていた。 ゲーム機もスナック菓子も掃除機も、ぜんぶ消え去っていた。 代わりにそこには、ダークエルフがいた。 これは、なによりも甘く優しい、ふた…

　大学２回生の女性・聡美は、夏休みの長期アルバイトとして、親戚から持ち込まれた家庭教師の仕事を引き受けることにする。この仕事の給料が良かったことに加えて、「避暑地のお屋敷に住み込…

小学生最後の夏休み、二人は夏休みの自由研究で、工作を選ぶ。 木彫りの美少女フィギュアを、仏像を彫る技術「一本造り」で挑む。 一方、友人はゴミを集めだしてボンドでくっつけ始めるが……

男女比のバランスがゆるやかに崩壊しつつある世界で、友人同士の花（はな）とかおるは他のイケてる女子のように男をはべらせることもせず、日夜二次元に愛を注ぐオタク同士で同志だった。そん…

三年間もいると彼の良さも気づけなくなってくる。 そんなの惜しい、だって彼はいい人だもの。でもどうしてだろう、彼以外にもいい人がいるのだろうか、そんなこと思ってしまうよ。 あい …

現役女子ニートのアカリとその保護者シズク。 ある日ふたりで始めたゲームの世界を通して、それぞれの出会いが物語を紡いでいく――― レベルもステータス割り振りもない代わりに"ミスト…

関西弁乙女脳男子リョウ＆天然クーデレ塩対応アヤの遠距離リバCPが上高地をまったり旅します。 雄大な自然の中でふたりが思う、それぞれの 「過去」と「未来」を、ご当地グルメや名所とと…

生きることの意味を見失ってしまった千幸は、小さい頃からやってみたかったあることを実践する。 そこで出会ったのは｢同類｣だった。

拙作のとんでもラブコメ「あなたの×××を吸いたい！」の女の子視点の第一弾！ 筆者自身が随一に好きなシーンの女の子視点！　短くてサクッと読める！！ 第二弾以降はやらない可能性大！ …