「ひとり」を含む小説

自主企画『激重彼氏・彼女選手権』参加作品です。

人間族と獣人族が住む大陸。 そのとある国では人間と獣人の間で抗争が起きていた。 始まりは病院が何者かに襲われたこと。 それが大きな火種と化し、やがて国を二分する大戦争へと形を変え…

四方世界の魔王たるイシュビ・ニラムの四天王がひとり、東方将軍アクルガルが。 四天王の中でいちばんパッとしないアクルガルが。 容姿も経歴も言動もすべてが地味地味地味なアクルガルが。…

突然死をした彼。彼は社運を賭けたプロジェクトの仕事をひとりで担っていた。 彼の作成した資料にはすべてパスワードが掛かっており、誰もパスワードは知らなかった。 それまで調子のよかっ…

深い森の奥から聞こえた不思議な声に、森の小屋で暮らす女性、マナは、ひとり救援に向かう。

　弟を失ってから瞳を閉じて世界を見ない青太郎は、彼此十年以上、数少ない理解者でルームメイト　朧月に支えられていた。 ところがある日突然、朧月は婚約を決め、ルームメイトを解消。かわ…

青井万理望は、ある出来事がきっかけで高校を辞めてしまった17歳。今はいろはおばあちゃんが経営する笹塚駅の商店街にある青葉書店にて看板娘として働いている。ある出会いをきっかけに青葉…

執筆を含むその他もろもろの雑事を随想録のように書いていこうかなと思います。

八番街という世界の端にある団地。一体何棟あるのか分からないし、何故世界の端と呼ばれるのかもわからない。管理人さん夫婦が張ったロープの向こう側は蔦と瓦礫の世界で、蝶以外の生き物の気…

31歳独身のおっさん、橘正司は幼い頃からある病気を抱えていた。 それは重度の『味覚異常』。 口にしたものすべてが吐き気を催すほど不味く感じる病気。正司の日々の食事は生野菜を我慢…

　とある国で、亜人の奴隷を死ぬまで戦わせて頂点を決めるという闘技大会行われていた。 　狼系亜人の少女クウカは、そんな大会に参加する「亜人闘士」である。種族的に精々一回戦突破が関…

最新バージョンの報告です。

あらすじ＞ 地球をあとにした巨大な宇宙移民船では、人類たちがコールドスリープにつこうとしていた。 生体アンドロイドの『ロイド』はそんな人類の代わりにたった一人で起きて船とコールド…

両親を事故で亡くし恋人は行方不明になるという、不幸な人生を生きてきた宮村律。気ままなひとりの生活があっていると自分に言い聞かせてきたが、三十五の誕生日をきっかけに変わろうと決意し…

　とある双子の姉妹が、ふたりならんで仲良くしにました。 　外に出てはいけない、と母親にきつく言い渡された家のなかで、しかしいつまで待っても誰も帰ってこなかったのです。電気もガ…

登場人物紹介 けいこ(40歳)・専業主婦 北持田(松山市)の家で夫(47歳)と二人暮らしであるが、婚期が大きく遅れたために二人には子供がいない。夫婦生活がマンネリしていた時に、…

（作品概要） 高校２年生の僕（宮田正弘）の母が、交通事故で亡くなった。それから、２０日位経った日、机の中に入れておいた母のガラケイに丹野という人からメールが送られて来た。母の死を…

暗やみのなかをひとり、女が這っている。むき出しの大地はおおよそ平坦だったが、不規則なおうとつがある。盲目なので、暗やみであろうがなかろうが這ってゆくしかない。

容姿も性格も他人に誇れるものは何もない女、立村美桜(たちむら みお)。 彼女は大学卒業後、チョコレート工場で非正規労働者として一人暮らしをしていた。 人として、女として、向上…

マガモとカルガモのハーフのひとり言。