雑記

秋島保

雑記

第1話 Web小説・レベル1

カクヨム様でWeb小説というものを実際に公開し始めてまだ日も浅いですが、すでに何人かの方に読んでいただき、感謝。鋭意更新していく所存です。


...っと堅苦しい文章で書き始めましたが、「雑記」ではもすこし砕けた感じで執筆を含むその他もろもろの雑事を随想録のように書いていこうかな~と思います。



~~~ ・ ~~~


っという事で雑記・第一話は「Web小説・レベル1」


ネット小説書くにあたって、なにげに悩んだ文章の体裁について少々書いていきます。



~~~ とりあえず ~~~


当面の方針としては、まあ無料の小説投稿サイトなんだし、自分なりに試行錯誤して「文章の体裁は自由でいいんでないかい?」的なのりで執筆続けていこうかと思ってます。


それでもPVのびないと悲しくなるので、他の方の方法論なんかもちょっと気にかけながらですが


とりあえず「改行・空行」と「漢字とひらがなのバランス」を気に留めながら、書きたいものを書く。


えっ、書きたいものって?


それはですね...

くら~くてジメジメしてて濃厚なファンタジーとか、ト書きで理屈コネまくりのSFものとか、物語の佳境に達するまでにかなり文章読まされる戦記物とか


...いや昨今の小説界隈では異世界転生ものとか、恋愛とお笑い要素満載のあかるいお話とかの方が求められてるんだろーなとは想像ついてるんですけどねw



~~~ ・ ~~~


実際にWeb閲覧を前提にした文章の書き方などをネットであれこれ調べていると、とにかく「改行・空行入れる」と「セリフ増やしてト書き減らす」の二点を強調しているネット小説向けの記述論をよく見かけます。


つまりwebの、特にモバイル環境での閲覧を念頭におくと「文字数多くて情景描写しまくりで膨らんだ文章」なんてヨンデラレッカ~、っという事なんでしょうか?


古本屋さんで小説あさるの好きな自分としては、結構カルチャーショックだったりします。



~~~ 改行入れる・空行入れる ~~~


元々、紙媒体の縦書き小説読む癖がついているので、下書きの段階では場面ごとで段落切る癖が抜けません(個人的には改行多すぎるとイラっとするときがある)。


ただ実際にプレビューしてみると、デスクトップ用のモニターで改行の少ない文章読んでると、行送りの時に目が行を読み違えたりして、なんか疲れる気がします(気のせいか?)


縦書きと横書きの違いもあるのかなと思いますが、パットやモバイルで読む人もいると考えるとやはり「改行・空行は少しこまめに入れといた方が善き?」な気がしてきました。



あとWeb小説の難点として、ほとんどの場合執筆側が文章の体裁をコントロールできない点でしょうか。


Webの場合、セキュリティやアクセサビリティの観点から、一行を構成する文字数やフォント、フォントサイズは基本読み手側の環境にゆだねられるべきものとされます。


この点が紙媒体との大きな違いで、PCブラウザだけで執筆作業を行っていると陥りやすい点になると思います(モバイル端末だとやたら読みにくい、みたいな)。



っという事で当面、下書きを公開する前に改行と空行を意識して入れるように気を付けながら書き進めようかなと(あくまでほどほどにですが)。



~~~ セリフ増やしてト書き減らす? ~~~


これに関しては作風次第かなと思います(というか、そう信じたい)



片手間に読めるテンポのよい作品目指すなら、必要最小限の情景描写に軽妙なセリフの応酬でサクサク読める文体を目指すのもありかと


あるいは森見登美彦さんの初期作品みたいに、ひたすら一人称視点の独断と偏見によるアイロニックなト書きで押し切るスタイルも読んでて楽しいです。



ですが、現在執筆中の「大樹の物語」はその真逆で、自分でも物語の立ち上がりがもっさりしているな~と感じています


でも今書きたいのが小野不由美 さんの東亰異聞や小泉八雲の怪談じみた、ちょっと暗めの淡々とした空想小説なんですよねぇ


(いや、レジェンド方と比較するつもりは無いですよ)



なので今作に関しては現状維持で、明るく軽妙な物語はまたの機会という事でw


はたして、物語の動き始める中盤以降まで付き合ってくれる読者さんはいるんでしょうか(汗



~~~ 最後に、PC入力での悪い癖で... ~~~


「絶対書けねぇだろ!」って漢字まで変換で出てしまうので、一文の中についつい漢字がひしめき合ってしまう。


投稿前の読み返しでもチョコチョコ漢字をひらがなに直したりしてますが、ネットで読む文字はやや漢字を少な目にした方が個人的にはよみやすい気がしてます。



あと句読点による文字列の視覚的な分断。これも紙媒体向けより少し増やした方がいいのかな。ほとんどの読者は小説を黙読で楽しむことが多いので、朗読時のブレスの位地でなくても、必要に応じて適宜入れなおしていきます(おもに校閲の時かな)



カクヨムの他の作家さんの作品とか読んでても、紙媒体で小説読むとき以上に一文が長いとなんか目が迷走する...気がします



~~~ という事で、Web小説執筆の個人的な課題としては... ~~~


 改行・空行しっかり入れて、軽妙で読みやすい文体で、明るい話をイツカドコカで書きましょう

(イツカドコカは永遠の明日かw)




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