概要
空っぽの団地の先へ、失くしものを探しに行く。
八番街という世界の端にある団地。一体何棟あるのか分からないし、何故世界の端と呼ばれるのかもわからない。管理人さん夫婦が張ったロープの向こう側は蔦と瓦礫の世界で、蝶以外の生き物の気配はまるでしない。ロープの向こうは人の住めぬ地だという。
祖父の部屋を受け継いだひとりぼっちの十羽(とわ)は、行方不明になってしまった夏樹(なつき)さんを探す為に週末ごとに奥地を目指す。
世界の果てへと、会いたい人に会いに行くプチ旅行記。
祖父の部屋を受け継いだひとりぼっちの十羽(とわ)は、行方不明になってしまった夏樹(なつき)さんを探す為に週末ごとに奥地を目指す。
世界の果てへと、会いたい人に会いに行くプチ旅行記。
おすすめレビュー
書かれたレビューはまだありません
この小説の魅力を、あなたの言葉で伝えてみませんか?