「気持ちだけでも」を含む小説

1960年代後半、10月のフィリピンの沖。女流作家の早坂志乃（はやさか　しの）は、とある花を抱えて、船に乗っていた。 南方の海に特攻隊員として散っていった、「自分の愛した女性が、…

遺跡から発見されたヘルメット。そこにはHumanと…… さてチャレンジの賞品は何でしょうか？ 　お題企画で書き下ろした作品です。2000字縛りがあったのですが、企画が終了し…

軽い気持ちで入った製薬会社はブラック企業だった！？身を削って迎えた260徹目の朝礼、遠く暗くなった視界から目を覚ませば そこは！ 戦乱と魔法のファンタジー！ 死ぬ可能性が死ぬほど…

　代々医師の家系で育った宮野蓮は、受験と親からのプレッシャーに耐えられず、ストレスから目の機能が低下し見えなくなってしまう。 　目には包帯を巻かれ、外を遮断された世界にいた蓮の…

素直な気持ちを伝えることは難しい。いや、本当は簡単なのかもしれないが、意地が邪魔して天邪鬼になってしまう。 だが、男はそんな感情を破壊し、自分の気持ちを素直に伝えるべく、行動に移…

某つぶやき型SNSが使えない夜に、なんだか口寂しいというか、言葉寂しいというか？　そんな気持ちになったので、立ち上げてみました。 タイトルは「My favorite things…

変な世界に生まれ変わった。 前世を普通に暮らしていた僕は、一度死んで再び生まれてきた。 しかも、前世と同じような世界だと思ったら、違う世界だった。 特に顕著なのが、貞操観念が…

　5歳の頃、前世の記憶を取り戻した主人公---ダイラル・アルラインは魔法の天才とうたわれていた。だが、一向に応用魔法が使えないまま16になった時、実家から追放される。 　路頭に…

WEEKENDという香水をご存知でしょうか？ 匂いを纏うという言葉通り、香水は服装やメイクと同じ自らを着飾る装飾の一つ。 しかし、他の装飾品と違って香水が厄介なのは、匂いに関する…

実際に私が感動した事を残しておきたいと思って書きました。男性読者なは風俗遊びの参考になればと思いますし、女性にも男性の気持ちを理解する参考にして欲しいです。

【あらすじ※ネタバレ注意】 ある満月の夜、眠りにつこうとしていた美月睡蓮（みつきすいれん）は不思議な声を聞く。その声を追ってやって来た石上稲荷大社で、人の姿に変えた八咫烏の太秦(…

　十年間、俺は幼馴染＆隣のクラスのマドンナである柊千夏に俺は恋をしていた。 　だが、俺みたいな地味な奴と彼女が釣り合うはずがない。　そう思い十年間気持ちに蓋をして憂鬱な日々を過…

専門学校の課題で書いたエッセイを加筆修正したものです。 あたしは他の同年代の人より、かなり濃い人生を歩んできたと思います。それを知ってもらう為に、そして自分の気持ちを整理する為に…

　俺にとってトイレとは地獄の門そのものだ。腹の重みに耐えかねて、渋々便座に腰を下ろす。便意に促されたものの、どれだけ力を入れても息を吐くだけ吐いて、肝心のブツを落とそうとしない。…

婚約者に二股をかけられて捨てられた茜（あかね）。 失意のどん底でヤケ酒のあげく寝落ちた茜は、うっかり幽体離脱。 気が付けば、死者の街に着いていた！？ 亡くなった祖父にずっと謝り…

男と女の後悔から再びの出会い！チキンな俺と忘れられない初恋の君との再会はこうしてはじまった。そう、まさかの奇跡の出会いだった。夏の強い日差しの中で出会った女性、あの日の女性が彼女…

侯爵令嬢のアンジュは、子供の頃から大好きだった幼馴染のデイビッドに5度目の婚約を申し込むものの、断られてしまう。さすがに５度目という事もあり、父親からも諦める様言われてしまった。…

小夜子は高齢者向け住宅で働く介護職員。言葉のきつい先輩河野に背筋の伸びる日々。そこへ最近知る人ぞ知る有名作家、榊原順一郎がやってくる。ただこの有名作家には、心に何か陰があるようで…