「超能」を含む小説

『デュアリング』は超能力を用いた全く新しい競技である。 逢坂琢磨はプロを目指し、日本ではまだ数少ないデュアリング専門学校に進学する。 入学から二か月が経ったころ、彼は思いがけない…

MF文庫新人賞・2次選考通過作品です。選考時タイトル「鳴神にフられたならば」 世界のどこにいても、彼女たちは二人っきり。 「全てに避けられる能力」を持った青年と「全ての例外…

【 大森望氏によるゲンロンSF創作講座第6期・第3回課題「最小限の嘘で最大限の効果を」実作 】 梗概提出したやつがどうも気に入らず、聴講だからどうせ評価とかないしと高をくくって…

僕は、《掃除屋》。といっても、職業の名前ではない。 これは、僕が持つ異能の名前。 異能の中には、危険なものがたくさんある。 だから僕達は、そうした危険な異能を回収しているんだ。…

【登場人物】 ◆ユウヤ（高校生） 異能：瞬間移動 瞬間的にその場から移動することのできる能力。 能力によって移動できる距離はその日の体調によってさまざまで50ｍ～80ｍくらい。…

地球に落下した隕石によって変わっていく日常。その中で巻き起こるヒーローストーリー。

「楽しいことが待っている」―――昔父から言われたことを信じて過ごしてきた高校生活は、特に何も面白いことはなく高校二年生を迎えようとしていた。 始業式の日、体育館には謎のポータルら…

ひょんなことから路地裏で寝ていたバケモノハンターことシュウジは目を覚ます。 酒を飲みすぎて前後の記憶がほとんどない状態の彼は、虚無感と怠さを背負いながらも路地裏に訪れた一人のバケ…

「最強の暗殺者」、そう呼ばれてきた13人の陰で暮らす者たちが、あるアパートの一室に集められた。短刀のスペシャリストである〈スピア〉もそのうちの一人であったが、突如、眠気に襲われる…

大学を卒業してから三年間引きこもっていた雨宮は、意を決してアルバイトを始める。 コンベアを流れてくる荷物を、トラックに積み込むだけの仕事だ。 ただし、ルールが二つ。積み込むトラッ…

「私の罪を、書き換えて欲しいの」 　薄暗く狭い路地裏。煌びやかなセントラル街の喧噪の合間を掻い潜るかのように、少女の声は凛として響いた。 「冤罪を、改竄しろと？」 「そうよ。資料…

全世界で同時多発的に起こった集団失踪事件≪屍送り≫。 それから10年が経った。 黒髪の少女に心臓を一突きで殺される――そんな悪夢で始まった高校二年の新学期を迎えた織笠悠。彼がと…

　現代社会において、手をかざすと病が治る不思議な能力を手にした男が、様々な人と出会い、翻弄され、成長していく物語。　 　一瞬で読み終わる一話完結型の物語をたくさんつなげることで、…

アビリティボール…それは人に能力を授ける謎のボール。 俺は落ちていた透明なボールによって強奪ゲームに巻き込まれていく。 だが決して悪いだけではなく…？ 異能を得た事で俺の日常は大…

　能力者の集う都市『超常特区（スキルテーマ）』――そこは能力による戦闘が容認された、人の死なない世界であった。 　黒崎浩二は幼馴染の優華と共に、『超常特区』の学園に入学したばか…

麻陽夕月は、今まで起こってきた数々の霊災害を解決した超能力者。そこに、超能力の影響を受けないという高倉燐に、夕月が超能力者であるとバレてしまい……！？

超能天気女子高生・鯖井晴は高校入学初日に失恋をする。 　彼女の武勇伝はエネルギー弾を撃てる、クマを殺したことがある、グリーンベレーの戦闘術をマスターした、など様々。 　そん…

　王歴2000年、後に始祖と呼ばれることとなる一人の男によって、超常現象を起こす力「権能」が日本人に与えられた。人々は世界を改変しうる神の如き力に歓喜したが、当時の法制度では既存…