「不条理もの」を含む小説

出世を目前として順風満帆な主人公が、ライバルとの理不尽な競争の中、押してはいけないボタンを押して飛んでいく話。

おしゃれ雑貨店員の茜はミニチュアサイズのミカン箱を拾った 仕事や親や友達やらへの不満をミカン箱に言うとスッとした 箱は不平不満を吸い込んで……　少しずつ大きくなっていく

今日は誰かの誕生日。何もない日なんてない。 だから、お祝いしよう。大きな花火を上げてさ。 KAC20243参加作品です。

子連れ狼型ファンタジー冒険譚になる予定。 ―あらすじ― 人間の王が統治する国、ソルドラン王国の南部では、竜人への迫害が強まっていた。 南部の竜人を北部へ護送する「逃がし屋」の一…

その男の「箱」との数奇なかかわりをモノローグ形式で示して

　KAC2024第3回お題「箱」の参加作品です。 　昔に書いた物ですが、カクヨムでは未公開だったようなので公開してみることにしました。 　随分前に書いた物なので稚拙な部分もあり…

駅という、日常生活に密接した空間で起こる怪。 背筋も凍るような体験談をご堪能ください！

春から秋まで咲き続けるバーベナ。桜の花びらのような可憐な姿。ケルト人はバーベナに呪術の力を見出していた。魔力の意味も持つこの花は、キリストが処刑されたゴルゴダの丘にも咲いたという…

ベテラン航海士の青年と海神の少女のやりとりを描くお話。 俺は思案した。3分だけ先の未来を知ることと、3分だけ過去に戻ることができる力。 「両方もらうことは？」 　見習い女神は目…

　探偵、桝谷小太郎は窮地に立たされていた。 双子の助手を人質に取られ、時限爆弾が目の前でカチコチと針を進めている。 周囲には慌てふためく民衆と避難誘導に苦戦する警察。 この狂騒と…

街中に突如として現れた全てを破壊しながら突き進むバッファローの群れ　建物も、そこに住まう命も不条理に破壊する災害に、正義を貫く力を持った正義ヒーローマンが動く。

バッファローが災害となっている時代。 そのメカニズムは分からないなら、逃げるしかない。 との葛藤から取られている対策――それが、緊急ヴッファロー放送だった。

究極の選択を迫られた大学生の男、その手には、何十万人もの名前も知らない人々と、憧れていた同級生の命が握られていた。 果たして、その結末は――

第一回 大暴力小説大会出品作。 ザクロが熟すのは秋ですが、暴力の季節に寄せて書きました。 最初から最後まで胸糞悪いいじめと暴力描写しかないので、閲覧注意です。 ヒーローあるいはヴ…

たいして入りたくもない企業の面接で、ぶしつけに繰り出される想定外の質問。 そんな意図の読めぬ質問の連続が、ここに新時代の面接の達人を生み出した……？ ※この作品はブログ【泣きな…

中世ヨーロッパで繰り広げられた、合理的で非合理な決闘裁判。その渦中で抗い、もがき、必死に生きた二人の話。

――天国も地獄も見ることはない。天使にも獄卒にも会うことはない。悪魔に絆されることはあっても、俺が死ねない理由を誰も教えてはくれない。―― 小説家になろうでも公開しています。

　本作は恐らく『クトゥルフ神話』に区分されるであろうオリジナルシナリオとなります。後々投稿予定の自作小説内で使う小道具のために作成致しましたが、シナリオとしても機能すると思われま…

寂しさや孤独、理不尽や不条理を乗り越えて青春とはかくも切なくも美しいことを知ったかもしれない。ときに友との諍いからも仲間たちとの絆が生まれるのは豊かな自然に育まれながら多様な価値…