「一冊の本」を含む小説

　このお話は『キミラノ』の二次創作であり、かつ『ビブリオバトル』を主たるテーマとするものです。 ※ビブリオバトルとはなにか？ 『ビブリオバトル』とはいわゆる「書評会」の一形態…

　このお話は『キミラノ』の二次創作であり、かつ『ビブリオバトル』を主たるテーマとするものです。 ※ビブリオバトルとはなにか？ 『ビブリオバトル』とはいわゆる「書評会」の一形態です…

お前はあと一年で死ぬ――数十年前に死んだ祖父から突如として宣告を受けた剛士。一年の猶予期間中、必死になって次の人生への備えをし、いざ転生してみたら―― 一冊の本を片手に普通のオ…

『ある本を処分してくれ』俺事、私立探偵の乾宗十郎は、ある日陰気な金持ちから、一冊の本を渡された。 　何でもその本はこれまで持ち主に様々な災厄を起こして来たのだという。 　俺は現…

　人間は、基本的に差別しなくてはいられないものなのか？ 学生時代に強烈な劣等感から心の病に罹患してしまった主人公は、小康状態を保ちながら、なんとか会社で働き、恋人と交際するという…

「地味でモブキャラなわたしが、好きでいてごめんなさい。心の中だけで想い続けていきます。だめですか？」 高校二年生のめぐりは、同級生の孝蔵に恋をして六年目の春を迎えた。高校の弓道場…

大学１年の夏、彼女の部屋で僕は一冊の本を見つけました。 「これ借りていい？」 「いいけど、ゆう君がそんな本に興味を示すなんて意外」 「いっぺんやってみたかったんだよね、タロット占…

　記録者──記録を残す者。 　かつて冒険者と呼ばれていた者たちは、いつしかそう呼ばれるようになっていた。 　彼らが記録者と呼ばれる所以。それは、その者の生きた記録が一冊の本とし…

　街の図書館が今日で閉館になってしまう。 　最後の日は、残っている本を好きなだけ持って帰る事ができる。 　私は最後に借りる本を探すために、図書館に向かう。 　私が見つけた一冊…

地下鉄の駅で知り合ったサラという女性に魅かれるコウタ。 一冊の本が、彼と彼女の生きる道を決定づける。 世界には、理不尽が溢れている。 そんな理不尽さの中で苦しみもがきながら、人…

　〝異世界転生・転移〟を本気で願う主人公〝俺〟が手に入れてしまった〝あの魔導書〟……。 「現実の異世界転生・転移ってこんなものさ……（豚）」てなお話ですｗ 　ハワード・フィリッ…

謎の七人のグループ『七星』の元に作者不明の一冊の本が届けられる。 本の記述と付随する現実。そして交錯する過去と未来。それぞれの思惑と様々な世界が絡み合い、壮絶な展開が次々と繰り広…

くだらない毎日。古本屋で出会った一冊の本。それは夢の世界への扉。

持ち主を亡くした本が、新たな出会いをするまでのお話。3話完結予定

　会社帰りにしこたまお酒を飲んだ私は、酔って道に迷ったのか、気が付けば見知らぬ商店街に一人立っていた。 　そこには『あなたの人生を一冊の本にします』と張り紙された不思議な店があ…

2450年、遠い未来。政治的思惑と私欲のために科学を使う。 生まれてしまった「意図的」で「決定された」生命の偽りの「再起動」。 カギを握るのは一冊の本。そこに記されているのはいっ…

死刑囚の「私」が、最期に要求した一冊の本。 そこに綴られていたのは――

図書館で見つけた一冊の本。 地球の作り方が載っていて……

高校二年生、青春の真っ只中とも言えるその時期で悲しいくらいに青春を謳歌できていなかった少年、太一。 太一はいつものように趣味の読書のため、学校の図書室で本を探していた。 目に留ま…

町外れの小さな森の中に、小さな小屋が一つ、ぽつんと立っていた。 小屋の中には、1人の青年がいた。 彼は今日も、読み飽いた一冊の本を片手に、この広い宇宙、世界について考えを巡らせて…