「オカルト・都市伝説」を含む小説

「 肝心要の最後の何行かが抜けている 世の中の不思議な話なんてだいたいそんなものさ 」 男はそう言った。

ロボット工学の権威 道ノ端教授の取材に訪れたオカルト雑誌百目奇譚の鎌チョと海乃が目にした物とは。

　世界のあらゆる事物には”表と裏”のような対極がある。 物体、霊体、概念、凡そ前述のことから逃れられるものは存在しない。 無論、法律＜ルール＞にも表と裏が存在する…… 表の方は…

渋谷のデンジャークイーン三刀小夜の前に現れた少女鳥迫真月。「 私の前で困らないで 」真月の言葉に小夜の心はかき乱される。 すべてに繋がる始まりと喪失の物語。

ジャーナリスト志望の高校三年生海乃大洋はひょんな事からオカルト雑誌百目奇譚でアルバイトする事になる。 そこから始まる青臭い初恋と生臭い河童奇譚。

　筑野圭介は、友達の連帯保証人になり、やくざの若親分の世話をすることになる。若い四代目は、自称ミュージカル星人だった。 　やくざ対悪魔教団。１９９９年に父が隣人を殺し、友の父は飛…

闇夜(アンヤ) ・怪談蒐集家・語り部。オカルトマニアの間では都市伝説化していて、口コミやネットで囁かれている。年齢・性別不明。謎多き人物。 闇夜の元には、怖い話を聞きにいく者…

とあるきっかけで知ったメールの存在。 ナンでも1時間以内に10人にメールの内容を転送しなければ、化け物に襲われてしまうのだとか。 本当に化け物が来るのだとしたら、あなたは、誰に送…

（短編集：不定期更新） オカルト好きの著者が本気で探した越谷のオカルト話 実際にあった事件を追った、一人の男の備忘録です。 越谷とは？ 都内から1時間、東部伊勢崎線沿い付近な…

目が覚めるといくつもの扉がある場所に居た僕は、なにもわからないまま、謎の少女の指示に従って扉の中に入る。 しかし、扉の中はそれぞれ"ある物語"の舞台となっていて…！？

ある時偶然に入った森の中の廃屋に住んでいたのは、銀髪の少女だった。それまで本を読むこと、共にいる半透明の五匹の狐達と遊ぶことしかすることが無かった彼女は、少年に話し相手になってほ…

あるときは笑えるホラー。 またあるときは怖いコント。 しかしてその実体はナンセンスーパー都市伝説大戦。 夜が更けて今日になっても、彼女は問いかけ続ける。

人は生きている中で、どうしても理屈では説明できない不可思議な現象に出会うことがある。 ※実話には★がつきます

　電車を寝過ごしてしまった俺は聞いたこともない駅へ着いてしまった。検索しても出てくる単語は「都市伝説」と「観光」のみ。いったいここは何処なんだ？俺は元の場所へ帰ることができるのだ…

とある町で、『空想病』という都市伝説の噂を聞いた。 それは、思春期の少年少女にとりつく病気だった。 病気は人から人へ感染し、感染した者は、街から姿を消す。 噂では、空想病にかか…

絶望の後に生きる事を諦めた。 生前に浸っていたアウターの世界は、フィルターが掛けられたように情報が制御されており、実際に見る世界は一味も二味も違った。 異世界から来た彼女たちを追…

素性を明かさず一切の背景を持たぬ男、神谷城之介。 神谷の元を訪れる人間は、皆一様に闇を抱えていた。

　 ある地方都市で、凄惨な殺人事件が起きた。 逮捕されたのは、17歳の少年H。 殺人の厳罰化が進んだ日本で、彼には死刑判決が下った。 3年後、20年の短さでその道化芝居は幕を…

　存在そのものが死を誘引する名探偵は、もはや見えざる手を持つ殺人鬼だ。国家災厄「ビーレフェルト」に指定された探偵たちと、それを狩る機関「ライヘンバッハ」――主人公「伏見塚（ふしみ…

【謎と不思議が絡み合う　ミステリーホラー】 「雨の降った次の日は『百舌鳥（もず）』が啼く」 外界から隔絶された終身刑務場『crimson cage』に住まう『鳥の王』は、なん…