「ひと」を含む小説

　物語になるまで至らなかった小さなお話や詩をこちらに。

自主企画「自由に、小説にしてみよう！」参加作品 以下のお題に続きを書いてみました。 「約束してたのに、友達がこなくて。連絡したら、スマホの電波を、間違って受信した宇宙人が降りてき…

二十歳の時です。俺が初めてひとを殺したい、って思ったのは。いえ実際には殺していませんよ。殺したいと思うのと実際に殺すのはまったく違うことで、普通の人間はどれだけ願望を持ったとして…

大学生になって初めての夏。 わくわくそわそわ落ち着かない。 そんな時に訪れた、気になる彼と近付くチャンス。 夏の暑さに惑わされ、浮かされるように引き寄せられる。 そのアイスは食べ…

　何か特別なはなしでもない。 　きっと、日常にあるひとコマだけどママには大変で大切で懐かしい思い出たち。少し形にしてみてもいいかな、忘れてしまわないように、いつか息子くんが読むか…

京都に住む四肢欠損で生まれた王生凛人(いくるみ りひと)と、同級生で親友兼恋人兼家政夫の狼谷星凪(かみたに せな)の、はんなりのんびりな日常小話。 登場人物 王生凛人(いくるみ…

初めて書いた文章なので、違和感を感じる部分があるかもしれませんが、良かったら読んでみてください。最近のニュースやこれまで経験してきたことから、常々考え感じたことをただひたすら文字…

「あなたはいいひとだけれど、それだけなの」 周囲からは優しくていいやつだと評判の隆文は、自分が“いいひと”であろうとする意味を考え、この世の真理に辿り着いた。 しかし、気がつ…

殺人という絶対悪を行使する彼には理解者は存在せず、ただ独りだった――妖鬼の少女と出遭うまでは。 運命が気まぐれに許した、束の間の孤独のやぶれ。彼らの邂逅は、やがて、ひとつの町全体…

「君の妹は、僕の妹かもしれないんだ」 自称・可愛い実力派ロッカーたる妹。 そのファンと名乗り知り合った友人から、そんな一世一代の告白をされた。 こいつとの付き合いは今日までにしよ…

某国の犯罪組織のアジトに潜入した希は、友人を助けに来たという少年に出会う。 彼を守るため、希は少年と行動を共にするのだが―――

ある日突然、生きているという実感がないと訴えるひとが現れる。日に日にその数は増えていく。 いかなる治療もその効果はなかった。

　とあるシャッター通り商店街で細々と営業をつづける喫茶店。そこから出てきたひと組の若い男女に向かって、青年は声をはりあげた。十メートルほど向こうから。 　影が薄いシリーズはこ…

ゴットシャルクというひとが作曲した「プエルトリコの思い出」という曲を聞いて思いついたお話です。 最近テレビドラマで、いろんな犯罪トリックが出ていますが、たぶん素人にはできないと思…

学生のことのお話。 その日の出来事や思ったことをただ書き起こすだけ。 少しどころではないぐらい変わっている人です。 多分名前違うだけで実話です。

ぴったり１００文字で語られるひと時。

にぎやかすぎる花見客から逃れ、ひと気の少ない神社で桜を眺める。 なぜか幽霊付きで。