「#掌編」を含む小説

アルムは棄て人（ダスト）だ。神を信じず、精霊に背き、あらゆる祝福と加護と、そして色を失った。アルムが頼みとするのはただひとつ、師より受け継ぐ長銃のみ。射程は風に乗る矢に劣り、威力…

魔女なのに魔法が使えなかった彼女はろくな仕事が出来ず貧乏な暮らしをしていた。ある日、森でエルフの王女を助けることで彼女の暮らしは変わっていく。

どこまでも自分に自信のない「ヨウちゃん」。 そのその自己肯定感の低さは一人暮らしを始めても、恋人ができても変わらなくて……。 第2回川端康成青春文学賞落選作

クロノヒョウさんの自主企画　「ミステリー(5000文字以内)本棚」　参加用の書き下ろし。 https://kakuyomu.jp/user_events/168173306566…

祖父にもらった大切な定規をめぐって子供の成長を描いたショートショートです

　ふと思いついた場面を淡々と綴ります。 　それは詩のような、掌編、短編のような――。 　一話完結。全五十話。

季節外れに雪が降った日、千代は、どこか懐かしさを覚える男にナンパされる。2人で喫茶店に入り短い会話をすることで、千代は、胸にしこりの様に残っていた何かを、涙と共にこそぎ落とす。

自己中で、邪魔するやつはゆるさないという精神性を隠しながら生きている私 ある日、私のことを、なにも演技してないとおもっている人と話をしてた 刃物をつきつけるような気持ちを抱えつつ…

私はこの春大学生になり、彼も来週大阪へ越す。これがホントに最後のチャンス。私は、私は、私は、お前が――

1986年4月11日。母は産まれ落ちた。 故郷から、親から離れた母は、一人で世をさまよい、生き抜いて、そして私を産み落とした。 柴田恭太朗様主催の『カクヨムに三題噺を復活させよ…

ファンタジーな掌編小説の寄せ集め。 毎日更新を目指します。

港街はるまちの豪商・八坂木（やさかぎ）家。 私はその分家に仕える女中として、今日も生き生きと働いている。 明治～昭和初期ごっちゃな感じの、似非レトロ日本ふうのファンタジー掌編で…

なにか書きたくなったので書きました。

開けると世界が滅びる小箱。死の間際になったら開けてやろうと計画していた男の前に、予期せぬ出来事が巻き起こる……

人見知りだが希代のスクロール魔法使い・シルベは、なんか知らんがキツネになってしまった。魔法が使えれば元に戻れるんだが、手がそういう作りになってないんよ。忘れたい事実だが公爵令嬢。…

閑散とした放課後の教室が、夕陽でいっぱいになるまでの物語です。ワンシーンのみの短い小説を、という思いで書きました。

車が故障して、わたしは川岸で一晩過ごさなければならなくなる。その夜、川のむこうで大きな火事があった。 ※この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。

三つのお題から物語を紡ぐ三題噺。 ランダムもしくは提示されたキーワードで、1,000字前後、一時間一本勝負。 様々なジャンルに挑戦しています。

幼少期に意味も無く蟻の隊列を踏みつぶしたり、虫の頭部を引きちぎったりしていませんか？ そういうことをすると、いるようになるよ 出るとか、出ないとかじゃないよ。 いるか、いないかだよ