「SFじゃないけどSF」を含む小説

4月1日にやまだはUFOを見ました。

「NASAがTRPGを公開したのは、この世界が『プレイ』されている状態だって気付いたから？　アハハッ、そんなまさかぁ」 「好きだけどさぁ、そういう与太話」 　少女は、笑いながら…

言わば『もしも』がテーマです｡と同時に機械の形を歪に変えて人に合わせてるのとはアンチテーゼな訳でして｡

『黒歴史』それは 　俗に、今となっては恥ずかしい、できればなかったことにしたい過去などを意味する表現。 　「∀ガンダム」の作品中で用いられた語が元ネタとされ、太古に封印された宇宙…

タイツ履かなきゃ生きてけない惑星に生きる無気力なタイツフェチの少年と、ツンデレブラコンな妹、タイツを撲滅㌣するぱんつお姉さん。 この惑星に隠された秘密の元、3人はドタバタラブコメ…

ブラック上司に辟易していた少年、鏑木海斗は、ある日１００円で人が殺せる自販機を見つける。 はじめは幻だと思う海斗だが、上司の暴力はエスカレートし、妹が脅され、仕方なく自販機を使う…

ホームレスのコウタはある日街の人々から次々に「ありがとう」と声をかけられる。全く身に覚えのないコウタは困惑しつつも内心まんざらでもない様子だったが――。

十五年前に世界を襲った次元獣に再び立ち向かうのは、機械の鎧をまとった少年少女達だった。 運命に導かれる「白騎士」和泉久遠。 心を揺らす城戸あかり。 すれ違う大進と静香。 謎のクラ…

笠原工業からの呪縛を振りほどき、オートマタ化を免れた生体素材の伊野田は、アタッカーを引退し研究所に勤めていた。しかし彼らが住む街に新たな脅威であるアンドロイドの目撃情報が増えた…

　あのロボット掃除機が帰ってきた！ 　砂と埃にまみれた測量事務所から逃走したロボット掃除機がやって来たのは、理想の環境というべき整然としたオフィス。 　はたして、不憫で不遇なロボ…

　国中のあらゆるエリートをかき集め、より高度な教育と研究を行わせることを目的とした学院都市『トレンミュール』。 　ここは新世代のエリートとなるべく集められた生徒たちをこの特殊な環…

ぼくたちは二人だけで二人だけのために滅びる地球でショーをしたんだ。

冴えない30歳になった菜月。彼氏もいるがただのヒモだ。 別れる事も出来ず、生活に疲れてこれからも変哲の無い日々が続くだろうと思っていた時に 現れた男はシューと言った。 そして彼に…

高一の夏。 小説を書きたい少年のところに現れた、不思議な少女。 彼女は自身を「少年の幻想である」と言った。 小説を中心に広がる少年と少女の夏の夜。

恒星間文明の青年、ガラップは地球文明が滅び去って数千年紀が過ぎた地球へと降り立つ。 一般市民である彼にとって、それは何気ない仕事の一環であり、それ以上の意味はない……はずだった。…

この暗く広く寒い宇宙で、僕は小惑星に花を植え続けている。レゴリスの隙間に、誰が見るかもわからない、たったの一度も人の手のぬくもりを知ることもないかもしれない花を。 2024年3…

──『人生のコツがあるとするなら、それは悪事を働かないことだ。悪事を働いたなら、大人しく罰されることだ』 ──『目溢しされたとして、それは決して幸福なことじゃない。清算されな…

『石の街』で生まれたトマスは、日本の時代劇や昔の街並みが大好き。日本で学びたいと思いながらも、家業の靴屋を思うと渡日を言い出せないでいた。 そんな中、アイツがトマスに語った。「好…

　二〇〇九年十二月二十日。クリスマスを目前に控えたその日に、世紀末から十年遅れて破滅の使者が空からやってきた。巨大な人型機械生命体アーマロイドの軍勢が地球に降下、世界各国に攻撃を…

「アイラ、聞いて……」 　ナオミの声が静かに響いた。彼女の言葉は力なく、しかし彼女の意志ははっきりとしていた。 「あたしね、天国があるって信じてるの。そこには痛みも悲しみもな…