黒歴史とは

大黒天半太

黒歴史なのか?

 黒歴史、どこからそれは始まったのか?


 私の場合は紛れもなく、幼少のテレビ番組とマンガ雑誌に始まる、嗜好の始まりであり視聴の姿勢だったと言えるだろう。


 アトムも鉄人もウルトラマンも幼い記憶にあるし、仮面ライダーとマジンガーZは、小学校の内に始まった。


 そう、中3になってもテレビまんがを卒業せず富野作品の『無敵超人ザンボット3』に嵌り、無事に入れた高校でも続く『無敵鋼人ダイターン3』も見続けた私が、それに続く『機動戦士ガンダム』を高2になっても見続けるのは、当然の帰結だった。


 小~中学では、単にアニメや特撮番組好きで、絵が下手で何かを表現するのも不得意な、脳内でいろいろと想像を巡らせているだけの、今で言うヲタクな少年は、高校の文芸部に入ったのを機に、その思いを文字にすることを覚えた。


 それから、ガンダムの二次創作をいつしか開始し、拙い文章が読んでもらえるレベルになるかもわからないまま、二次創作を続け、サークル活動と同人誌製作を覚え、同人誌即売会の運営にも携わって、むしろ、未熟だった対人スキルの方が、使えるレベルまで上がったw。


 これが、何故か功を奏して、内向きのヲタクは何とか対人の仕事に就けるようになり、食っていけるようになったのは、幸運以外の何物でもないと言えるだろう。


 んで、社会人になっても相変わらずの嗜好と活動を続け、オーバー還暦&退職後のこれまでも、同じことを続けてる。


 まぁ、進歩がないというか、進歩と変化はあっても遅々としたものだ。

 それでも、二進も三進も行かないとかではない。

 進んではいる、いや進んではいたのだ。

 今も、書き続けているから。


 相変わらず、運が良ければ誰かの目に止まって読んではもらえるが、力量として『読ませる』文章力までは至っていないのが、情けないが、現状ではある。


 だが、それがどうした?w 書いていて、内なる想いを言葉に変えることに、喜びを覚える限り、恐らく私は書き続けられる。

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