天地機IF ヨルムンガンド小隊
@I-Nameless
超敵強襲
多くの犠牲を払いながらも達成した『オペレーションミルキーウェイ』
だが月に有るマザーAIが破壊した数日後、
テレビ、ラジオ、各動画サイト等に多くの人達が知らない謎の男が映し出してそしてこう言った、
『私の名はルドルア!ルドルア=セレプター!事実上の宇宙を主戦場と成った新第一次世界大戦!次に人類を死に追い遣ったAIとの戦いでも遭った新第二次世界大戦!この2つの戦争で人口の50%更にその20%は減り挙げ句の果てに15%は『惑星セシリア』に逃走!そんな戦争が終わっても人はその過ちを何度も繰り返す!そう何度でもだ!その間違いを正すのは止めて間違いは間違いのままその歪んだパズルの世界を正す!』
その直後、
『ノワールファンタズマ』と名乗る多国籍テロ組織によるテロが頻発した、
其れから数日後、
多国籍軍事組織地球防衛軍の新造艦
艦内には5機1部隊分の『ソルド』が複数鎮座している。
正確にはソルドとは言い難い。
正確には『AF-06A1ソルドプラス』と言って、
ソルドをベースに足首全体やフレームの強化、大腿部の隙間に燃料の増設、スラスターの増強、スラスターの配置変更等、バックパック部のスラスターの背面の配置を2連式の十字状に中央にハードポイント、バックパック側面のハードポイント増設。
増大した重量に寄る負担を最小に済ませたが全体的にコストと重量の増大に成ってしまった、が新たな敵の襲撃に対して他に方法が無かった。
『アフガニスタン、イラン、イスラエル、パレスチナを中心とした中東連合は現在ノワールファンタズマのテロ攻撃に依る混乱が未だに続いており、
この状況下に対して中国、
ロシア、
アメリカ、
地球防衛軍の対テロ作戦は事実上の侵攻と見なすとして深い遺憾の意を示して降ります。では次のニュースです…』
格納庫の壁際に並んだ椅子に座ってる兵士の1人が手にしたスマホのニュース動画の内容を別の兵士が呆れる様な感じで言った。
「本当は助けたいのに意地張って痩せ我慢か?」
新第二次世界大戦時には
「おせっかいも大惨事か?」
同じくスレイド、
「裏切られるよりはましだな」
元FBIのケネス、彼はFBIからルドルアの件で戻って貰いたいらしいが断った。
「新天地が楽園とは皮肉なものだな」
新第二次世界大戦時に結成された『イカロス大隊23G小隊』隊長、レイ=グライムブラス。
彼の両親はNasaの宇宙飛行士をしていたが、特零級危険地域『惑星セシリア』に降り立ち『反セシリア症候群』に因り帰れなく成った、
「こっ今回の作戦内容は皆さん知ってますでしょうか?」
成人女性のAFパイロットはやや緊張気味に確認を取った。
「占領されたカナダ大西洋沿岸部の基地の奪還だろ?」
「そうです!後、ノワールファンタズマのトップ、ルドルアの事とかはニュースとかで見ては…いないなら言います、ドイツ出身では有りましたが、父親がフランス人のハーフ、母親がイギリス人のハーフ、更には祖母がオランダ人のクオーターで祖父がアメリカ人のハーフの様です。見た目が日本人に似ているのは曽祖父が日系二世だそうです!
その度々言う言葉が多少使い分けてるらしくて『其れは適切です』か『的確』で真逆の意味に『不適切、不適格』と言うそうです!
後この反乱には彼の息子も参加される様ですが指揮は主にその人が行う様です!」
スレイドはスマホの電源を切って。4人が待機していたAFハンガーに歩んだ。
「そろそろ出撃だぞ。
マルクが疑問を述べた、
「私は日本で警察官をしていましたが女性は疎ましがられた上に私は『キャリア』ですから益々余計に肩身の狭い思いをしていましたら!警視総監をしていましたお父様が『…もう好きにして良い』と可哀想に思われた私に救いを差し伸べて、其れで地上勤務をしていましたが、1人抜けて配置換えに遭いました!」
新造戦艦アサルトコンドル級大気圏内外対応強襲巡航航空母艦は4隻建造して、
本来は2隻が月に侵攻してもう2隻が惑星セシリアへ向かうのだが…アローヘッド級が安く建造出来る事も有って部品のみで完成すらままならなかった、がノワールファンタズマの襲撃に因り急遽1隻だけだか建造して今に至ったのだが、
次の問題が運用の経験等に関するもの、
コレは矢張り難しく止む無く取った方法が。
神経接続と言う方法で戦艦1隻を動かしたデザインベイビーを使うしか無かった。
マリー=エーファシーしか該当しなかった、
5人が其々の乗機に乗って出撃準備をした。
『作せん領域へととう達、全きシスてムおールグりーン。ハッチかい放23じー対全き発しん!』
AF数機が発進した。
大気圏上層からの降下と同時にアサルトコンドルから多数のデコイが射出下した、
多数のデコイが散布する中でソルドプラスのコックピットの中に居る香澄咸は、
「当たりません様に!当たりません様に!」
目をギュッと瞑り少しきつめの越しに声を出した、
三つ編みにした2本のお下げを更に纏めたが眼鏡をしてままメットには入らない為いったん外してバイザーを上げてから掛け直した、
ソルドプラスの右側に居るトルパは通信でこう話した。
『はははっ、緊張すんな元婦警さん。バラ撒くだけの弾何かそうそう当たる訳がねえ、もっとど〜んと構えりゃ、あんまり激しく動かすとその御立派過ぎる2つが激し…』
トルパの頭部に光線が射抜いた、
ハンドを外してコアポッドとフットを外したがその直後続いてコアポッドを撃ち抜いて来た、
『誰が殺られた!』
『23D!ジョンです!』
「全機降下は続ける。ただし降下の際オートコントロールはカット!マニュアルにする!オートにしたら格好の獲物だ!!」
同時刻
『3発撃って1機だけ落とせば良い何て、良くこんな事も思い付くモノね』
『撤退を悟られずに叩くなら、出鼻を挫かせる』
『クククッヒャヒャヒャ!!眼の前にしか集中出来無い状況を…』
「ではコレよりヨルムンガンド小隊、敵イカロス大隊へ侵攻ルートへの攻撃を開始する」
『『『『コピー』』』』
多数のデコイと共に対空砲火を掻い潜りながらも降下を続ける多数のソルド、
高射砲の対空射撃を掻い潜りながも地表の基地へ向かった、
そんな中、23Iのトルパの動きを見てスレイドが何かに気付いた、
「オートにしたら狙い撃ちにされるぞ!」
『こいつ等の対空砲火、明らかに狙って無いんだ』
「何?」
スレイドは操縦を真っ直ぐにした、
「…どういう事だ?」
『地上のカナダ陸軍から連絡だ!出撃の様に見せて逃げてる!』
マルクからの通信だ、
『全隊に通達。基地に時限爆弾が仕掛けられてるわ、現在工作班が解除に試みたけども、まだ外せ無くて…』
『23C隊!彼等と…』
レイが言い終える前に光線が飛んだ、
光線はレイが乗るソルドプラスに当たりそうに成ったが辛うじてかわせた、
5機の見た事無いAFの襲撃に遭った。
数分後
アサルトコンドル艦内
23G隊の5人は今回の作戦時の時の事を話した、
「しかしなあいつ等『ヨルムンガンド小隊』だっけ?飛んでも無く手強い相手だったな?」
脚を大きく広げて疲れた表情を見せたスレイド、
「ああ…此方は20機以上居るのに其れを苦にしないとはお陰で解除に手間取ったな」
ケネスは渋い顔をした、
「アレは確か試作機時代のソルドとコンペで争った機体でよね?」
「その様だが、咸。あの時に出て来た内の赤い奴、明らかにレイとその父親の事を知ってたよな?」
「その事については私が説明するわ」
「マギー司令!」
「ソイツの名はクリム=アンデルス。アメリカ宇宙軍所属でNASAに所属していたジョージ=グライムブラスとは浅からぬ関係でもあった。そして私に『マーガレット』のあだ名を与えた人でも遭った」
その言葉に皆沈黙した、
「…そ…そんな人が何故レイさんに因縁をつけて来るんでしょう?」
スレイドが困惑しながらも言った、
「Nasaの試験の中に『グリーンカード』が有ったじゃない?グライムブラスは従ったが彼は無視した」
「そんな事で?」
「何が起こるか分かったもので無いからそういう事もあるの、グライムブラスは試験に合格。彼は不合格、その後Nasaにも軍にも止めて以降行方不明、まさか其処に目を付けるとは」
「1体どういう事です?」
「貴方方が出会ったAF『グラデエイド』はソルドと同じく一般兵用の
「まさか」
「『デザインベイビー』の後の事、での事で日々手強く成ってるAIに対して。ダイバーコアシステムを使うか、其れ共オーガスニア博士の提案である強化人間を使うかの話しに成ったけど。勿論時間が掛かる上に人道上の問題から見ても解る筈」
試作機時代のグラデエイドはコンペの時、エンジントラブルの面でソルドより信頼性が低い事からで負けたが、
後にエンジン出力に対してフレームの強度が下回ってる為最大出力にすると空中分解を起こす為、当初はリミッターを施す予定が負荷を増やして置く対策が取られた、
水平への展開とVG翼の機能を取り入れたランダムバインダーにローラーとバーニアを内蔵した3本目の脚と成るテールユニットを増設したのは負荷を増やして出力を抑える為にした結果、コストは更に増大したが性能面ではソルドを超えるだけの性能を得られた、
「しかし其れでも問題は有る筈ですマギー司令?」
「咸の疑問も最もね、その強化人間にする人の選定に付いてだけど。私の予想では殆どが子供の頃、不良として生きていたか、もしくは犯罪者」
「其れはどうしてです!」
ケネスが驚くのも無理は無い、
「強化人間は大概強化後に不安定に成りやすい、その為。強化に最適なのは研究所が適当に拾った孤児か軍人何か寄りはリスク因りはただ大きな力を求める悪人、其れも犯罪者なら可能の可能性が高い」
「短期間なら薬物中毒の方なら褒美が麻薬で済む筈です」
「そうね」
あの時の戦いを振り返ると半分納得せざる負えなかった、
部分、部分が赤のベルセルクは通信等でレイの存在を見つけると執拗に狙って。
部分、部分が青のベルセルクは赤を狙ってレイ機を援護しようとする奴の邪魔をしてきた。
ただこの機体は最もソウコウは薄い。
部分、部分が緑色のベルセルクはほぼ無差別で遭ったが味方も関係無く撃ってきたので上手く立ち回って射たせない様には出来無い。
部分、部分が黄色いのベルセルクは電子戦や狙撃だけで無く、戦況を仲間に伝えて、青のベルセルクが作戦を立案してたかも知れない。
部分、部分が桃色のベルセルクは最も機動力が低いのに関わらず両腕の大剣を振りかざし次々と斬って来た。
咸はその桃色のベルセルクと交戦した際、頭部を破壊されて崖下まで追い込まれた際、黄色いだけで無く桃色も来てたが、咸は崖下の壁まで飛んで、桃色のベルセルクの腰側面のロケットランチャーが発射し始め様とした。
黄色いのベルセルクは通信では駄目なのか外部スピーカーで、
『止めなさいメスゴリラ!!』と女性の声で叫んでいた事から、桃色のベルセルクのパイロットも女性と想われた、
咸は自身のソルドが手にしてたバズーカを投げ捨てた、
ロケットランチャーがバズーカに直撃して爆発した後、雪崩が発生した、
2機を一時的に行動不能した位だが、解除までの時間を得るには良かった、
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