「はなかっ」を含む小説

黄金伝説という、キリスト教の聖人たちの伝説集があります。 聖人たちのバトルをキン肉マン調で表現したら面白くないかなぁと思って書きました。 面白かったら嬉しいです。 種類・ジャンル…

　超絶可愛い学園三女神と呼ばれる美少女三人を幼馴染に持つ主人公、赤城蓮夜。 　彼は幼馴染である美少女三人から好意を寄せられているのだが、ラブコメ主人公の例にもれずその行為には気づ…

　アデリンダ・エーレンベルクは完璧な淑女と称されていた。 　しかし王太子と結婚して一年、夫は浮気相手の元に入り浸り、彼女の寝室を訪れることはなかった。 　そのためアデリンダは、「…

「あ、手紙をくれたのは君？」 「は、はい！　先輩のこと素敵だなって思いまして！」 　体育館の側、告白される先輩男子と思いきって告白する後輩女子。青春の１ページである。でも、この語…

家が他に比べて裕福で、親が大きな企業の社長だったり姉がそこの重役だったりすると「お嬢様」なんて呼ばれることがあるけど、私はこれがあまり好きではなかった。

長岡逸見（ながおかいつみ）は三十二歳の窓際族。かろうじてサラリーマンの体を取っているが、現実は同僚からも上司からも後輩からもお茶くみの事務からも見下される存在だった。 最初は逸…

第一王子アルフレドは、自らの妃を決めるために妃候補を王宮に集めていた。王宮で時間を共にし、ふさわしい者を選ぶのだ。 だが、妃候補はおろか、王宮に仕える面々や国民もその裏を知ってい…

　権力争いの末、金色を纏う皇帝が即位した。 　彼は血塗られ皇帝と噂されるほど、前皇帝の妃でもある自分の姉すらその手にかけたとのことだった。 　そんな中、未だに婚約者のいない皇帝…

音曲の神と謳われた天才―― その息子には、才能がなかった。 親の才を継げず、苦しい日々を送る少年が、ある日、ひとりの少女と出会う。 彼女は巫女だった。 巫女の一族は、代々、降…

神に戦いを挑み敗北したルスラン。 レティシアという少女に助けられ平穏な日々を過ごすうちに別れが惜しくなっていく。 だが神が与えたのは敗北のみではなかった。 日常を失ったルスランは…

売った記憶は二度と思い出すことができない。 売る際には身分証明書もいらないし、その場ですぐにお金を受け取れる。不思議なことになくなった記憶に関わっている人たちからも、その記憶や体…

　夏休みが始まる前日に、父親が家を出て行った。新しい女の人と暮らすと言って。 　散々すったもんだした後だし、特に感慨もなかった千紗だけれど。 　でも、大人達の、一度しかないあなた…

私、現在51歳。酒、たばこ歴0年。標準体重大幅超過歴約40年。 8020運動（80歳以上で歯を20本保とう運動）に参加している一環で、定期検診のために歯医者に通ってるくらいで、ほ…

私たちはお隣どうしの幼馴染だった。ずっとずっと裕樹のことが好きだったけど、裕樹は人気者で私が入る隙なんてなかった。だから、私は遠くに逃げました。

その道は、『出る』と噂のある道だった。 何が出るかといえば、下半身だけの『足だけ幽霊』。 だから、俺はその道を通りたくはなかったのだが、やむを得ず通ったところ、予想外になんだか申…

　これは、天体観測が好きな青年、星川紡のものがたり。 　新学期を迎えるにあたり、紡はある離島へと引っ越して来た。その島は、街明かりが少なく星がきれいに見えることで有名らしい。彼に…

俺、瀬戸優斗はネット小説を投稿する、自称作家。 ある日、友人の彼女『水無月紫音』にその事が知られた。 彼女は学校を代表するトップカースト。 その紫音から小説内で「私を好きに寝取っ…

学校丸ごと召喚で異世界に転移した小野令刻（オノ・ハルトキ）のスキルはどうしようもないほどクソだった。魔王討伐どころかそこら辺のモンスター相手にも手こずるようなクソスキル『斧』は木…

雪女のお雪は、山に迷い込んだ木こりの青年と出会う。これまで誰一人として生きて帰すことのなかったお雪だが、その男だけは殺さずにおいた。ただし、「誰にも話すな」という約束を押し付けて…

「セラス・フィンドラル！　たった今、この僕――侯爵家子息であるシグルド・カスケードは君との婚約を破棄する！」 　男爵令嬢ことセラスは、婚約者であったシグルドに大ホールでのパーテ…