「近世」を含む小説

短編です。ジャンル迷子です。

漢和辞典と、ネット上の「近世詩語玉屑」を参考にして、五言絶句を作ってみました。書き下し文に加え、短いエッセイと俳句を添えています。

「私には、他人より秀でた知恵も武力も何もない。ましてや精術を全く扱えない〝適性欠損〟そんな私でもチャンスを掴みたい」 　そう願う一人の女性兵士・クレスコが偶然目にした新部隊募集…

舞台は江戸時代の冬の東北。 雪の中を妖し退治屋の浪人者、日暮勢三郎が行く。 美しき雪姫、元修験者の造六との出会いと旅。 雪をテーマにしてます。冬季に執筆しますので春が来れば一旦…

少年が出会ったのは古代ローマ帝国の五賢帝の一人ハドリアヌス帝 ・・ イタリア　美しい避暑地　 そこは過去に中世の大貴族の屋敷に　 五賢帝ハドリアヌス帝が作り上げた世界中を旅し…

意識を失った主人公、好花（このか）。目を開けると目の前には、好花が大好きな戦国武将上杉謙信がいた。好花は、戦国時代に転生してしまったのだった。 かの有名な川中島の戦いも一挙、お届…

中近世ファンタジー、特にヨーロッパに限って――――つまりナーロッパ世界観を作る上で有用そうな資料を紹介していきます。

この物語の舞台「ブリティッシュ☆ナイト」は、異世界転移ものの乙女ゲーム。 その世界に転生していたことを知った悪役令嬢アビゲイルは、転移してきたヒロインが親友であることも同時に思い…

女は死を覚悟して竜へ挑み、名を失って呪いを得た。 呪いは闘争を呼び、闘争はさらなる闘争を呼び、やがて世界をも巻き込むほどに広がりゆく。 名もなき彼女はそれでも謳う。 闘争の渦中…

国民の多くが魔力をもつ魔法の国、ベルン公国の公女リリーは特出して魔力が弱かった。変身魔法で変身する動物が小さな鼠だから周囲は彼女を「鼠の姫君」とよび冷遇する。ところがそんな彼女に…

建国から１３００年。永遠に続くかと思われた王国が滅亡した。 王族最初の犠牲者は、フランス王国最後の王となったルイ十六世。 王は処刑台にのぼると、集まった人々に向かって最後の演説を…

貧しい男爵家の令嬢は、姉妹で全く扱いが違う。 誰からも愛される美しい姉と、「可愛くない」と両親からも迫害される妹、マリー。髪は毛玉だらけ、ドレスなど無く、ずたぼろの作業服を着たず…

性奴隷になりたい。 僕はそう思う一心で、女装生活を始めてから7年目の今日、2017年7月7日に、思いがけない出来事に出会った。 ありえない。こんなことが現実に起こるはずがない。そ…

成人男性ならば誰でも「メスガキが君主だったらなぁ」と考えた事があると思いますが、実際どう形にするかは難しい問題です。 そこでシナリオフック的にメスガキ君主のセリフを挙げ、解説をつ…

「ロヒカルメ　ロヒカルメ」 魔女は竜に呼びかける。その血を捧げ歌うのは、運命の竜に巡り会うため。 運命の竜は魔女を空の楽園、タイヴァスへと誘う。 魔女の伝承を信じ、竜の花嫁…

【第13回書き出し祭り参加作品】 大型帆船が普及し大海原を越えて世界中に航路を巡らせている時代、世界中の航路が一点に集る繁栄の都があった。国の名は〝パルフィア〟港街の名は〝シャル…

「常世の彼方」の番外編です。 本編はこちら(完結済みです)： 　https://kakuyomu.jp/works/16816452221147602822 --------…

光の女神と闇の女神 良い女神と悪い女神 神話の時代の不思議な力が残る世界。 人々は皆、光の女神と同じ金髪に青い瞳で生まれてくる。 綺麗な金と青を持つほど魔力が強い世界で、 持っ…

地球の歴史における中世と近世が混在するような、しかし同時に地球とは明確に異なる世界、スピオル（現地言語で「あまねく全て」の意）。 祖国を追われた亡国の姫君が異国に逃れ、そこで華や…

元禄十四年（1701）板の近世怪異小説『好色百物語』の現代語訳です。 好色をテーマとした百物語系の怪異小説なのが特徴で、近世怪談本のジャンルの幅広さがわかる面白い作品です。 【…