「曲」を含む小説

第二十七回文学フリマ東京にて頒布『BLACK BOX』より 作：朝綺 『BLACK BOX』は、 【宝石】【間違える】【誰かが死ぬ】の３題を総勢15名の作家が紡ぐ即興小説アン…

十年という月日はあまりにも短くて長い 曲、事件、テレビ、アニメ、ゲーム、政治、家電 そんな過去の物を羨ましがる、一人の少年の物語

かつて世に華々しく受け容れられたミュージシャンの奥津優（おくつまな）は、恋人であった「あいつ」の出奔により曲が書けなくなり、毎晩悪夢にうなされていた。黒と白に彩られた悪夢は日に日…

バンド活動をしているカズはある日、ライブの観客の中に、一人の女の子を見つけた。 手を上げたり、声を上げたりしてノッているほかの観客たちとは違い、彼女は目を閉じ、聞き入るようにその…

ヴィオラ弾きの少女の、童話のような悪夢。(たぶん広義のホラー) ぜひ曲も聴いてみてください。

ある日の夜、加賀瑞樹(20)は突如現れた黒い箱のような人工知能を搭載した機械に襲われるが、見知らぬ美女に助けられる。 成り行きから、その美女の働くベンチャー企業でアルバイトをす…

思い浮かんだ短い不思議な話を書いています。二百七十三。

「残す」ためにやって来た少年少女は、穏やかな水の底で弔いの意味を考える。 【Twitter企画タグ：#三題茶会】 お題 ・交差点の真ん中 ・震えた筆跡 ・溶かしたネオンブルー イ…

それなりに音楽聴いていたら、もたげてくる欲求。 「曲作りてえ」 これはろくに楽器も演奏も出来ない男が、「なんかそれっぽいアレを」みたいな妄想を、ほどほどの雑さでぶん投げていくコ…

一両編成の列車に乗って帰宅する、男女の高校生の短篇です。 タイトルでも明らかなように、ある偉大な歌手の曲をモチーフにしております。

中編「愛の共鳴」の中で描かなかった「３人」の記憶の２つの断片。 愛美は祈里が一人で演奏していたあるＴＶアニメーションのテーマ曲に心を奪われ、 悠二は祈里からある楽譜を渡され、後に…

ユーチューブで自作の音楽を400曲以上投稿している作者のエッセイです。

地元の中学校で落第を経験した中也は、京都の私立中学校に転校する。家族や故郷の「目」から解放された彼の前に現れたものは？ ダダイズムの破格は無限大の可能性であるかのように思われた。

PCが動かなくなった小説家がPCを直そうと悪戦苦闘する話。

日常に彩りを与えてくれる大好きなミスチルの曲を聴きながら思い描いたストーリーを書いていきます。 題名は曲名をそのまま使っているので、同じ物語を描いた方や違う解釈をした方がいれば、…

君がいたから僕は歌える。例え生まれ変わっても。そばにいて歌い続ける。……君に届くように。 【あらすじ】「In My Heart　―木漏れ日の中で―」の続編になります。 …

主にTwitterで募集した音楽たちから、津久美が想像を膨らませて書いた小説たちです。 この曲かな？　など色々当てはめながら読んでみてください 答えあわせはTwitterのDMな…

売れないミュージシャンの宮本と掛川は契約を切られようとしていた。夏、プロデューサーの勧めで山奥の保養所で曲作りの合宿をすることにした。しかしそこには先客がいた。女子大生の咲良と茉…

Google翻訳を使って、今回は英語の歌詞にしてみました。 そんなわけで、実験的な作品なので歌えたり曲が作れるかはわかりません。 下の方に日本語の原文があります。

　彼らは『猫』と称される。 　闇の世界で使いっ走りとして生きるエンは、先輩猫のクウに噛みつきながら、退屈な日々を送っていた。 　そんなある日、彼らのきな臭い日常に異変が起きる。 …