「生きているとは」を含む小説

私はいま、同人誌即売会の会場にいる。 （隣で）列をなす一般来場者たち。通りすぎる一般来場者たち。そして、立ち止まる、ひとり。 注：作中の言動は、あくまで主人公の主観によるもので…

私は女子大生。日常に刺激を求めつつも何となく生きている。新しいバイト先で出会う先輩に心惹かれていき…

今を生きる。優しかったダンナ様と過した過去。選択した過去と後悔。

目が覚めたら、異世界に居た。 訳が分からない？ 残念、私にも分からない。 ――――なんなん、これ、私に死ねと！？ 飢え死ねと！？　それとも食われろと！？ 　 少なくとも、…

※一日一更新目指してます。中長編です。 小学５年生男子のジュンはある日異世界に迷い込む。 そこはロボット達が人間のように命を持って生きている世界だった。ロボット達の心臓となる…

悪魔は人間を喰らうことで生きている。そんな悪魔を殺す最強の「狩り師」、天桐零八は人間を食べない悪魔の少女、リレイアと出逢う。 悪魔と悪魔殺しの物語が、今始まる​────。

※歴史・時代・伝奇ジャンルで日間・週間・月間1位、年間6位 「あーあ、もっと趣味の歴史の研究をしておくんだったな」 　主人公、八咫三郎（やたさぶろう）はブラック企業にこき使わ…

美術館に立派なライオンの絵が飾られています。 絵の中のライオンはまるで生きているかのように表情があり、そして実際、生きていたのでした。

「君より守りたい人が出来たんだ……すまないレイチェル。でも大丈夫！君は魔法も使えるし、一人でも生きているよ。だから婚約は白紙にしよう！」 どうして？私より守りたい人って誰よ！……

　恋人なし。友達なし。趣味なし。仕事への情熱？　ねぇわ！ 　夢を追い求めることは金の亡者の餌食になることだと思い知り、学歴社会に弾かれ、派遣で事務の仕事をしながら続くのは余生のよ…

「前頭葉の大半と、頭頂葉の一部分が、えぐり取られていたんです。一目見て、とても助からないと思いました。次いで、彼女が生きている……生きようとしているのが分かったとき、何か、得体の…

小さな探偵事務所を別々に訪れた夫婦。夫婦にはそれぞれ重大な隠し事があった。 調査の結果浮かび上がった驚くべき事実。その事実が夫婦にもたらしたものとは……。 Pixivへ投稿した…

より子の体験談から処世術以上の何かを学んでいただければ幸いです。

これは京都の西にある病院の中で起こった現実。 人は一体どの様にして追い詰められれば自我が崩壊されていくのか。 壊れた心、眠れなくなってしまった日々の中で食事も出来ずにただただ泣い…

作者よりおさむへ愛を込めて。これは君に捧げる小さな物語。 君の命に乾杯をしよう。 今だけはどうか死を忘れておくれ。 お誕生日おめでとう、なんて君は嬉しくないかもしれない。それでも…

京都島原地区に住む鷹目優太は妖術師。 相棒のかまいたち、シロとともに悪霊退治を生業に生活していた。 ある日父親から依頼された仕事はとある男に取り付いた女性の霊。 しかしその女性は…

「……まさか、野球がしたいのか？」 　試合が行われていない日の野球場。 　その中を訪れたふたりのバックパッカーは、観客席に置かれている野球ボールを発見する。黒いローブで身を包ん…

人から産まれたからと言って、人として生を受けた事にはならない。ただ、それは人の形をしているだけ…… 戦うことだけを義務付けられた一人の少女。 その彼女が、過酷な運命に立ち向か…

雨の音のリズムが鼓動のように感じられるのは、傘の下が、ふたりだけの世界だからだと思います。 体温が、とても近いのです。 互いが生きていると実感できるほどに、呼吸による肺の収縮と皮…