「きっと」を含む小説

　昨日は娘の、十五才の誕生日だった。そして午前一時過ぎ、寝室で、私は娘から銃を突きつけられていた。 　この物語はフィクションです。 　小説家になろう、アルファポリスにも投稿を開始…

天使の力により明日起きる悲劇の総量より 今日におきたハッピーが多くないとダメ。 もしもハッピーが貯まってないと、今日のやり直し！ ↓前回の投稿↓ 『スマホとの結婚式』 htt…

　拝啓。海道くんへ。そっちは何かとバタバタしているんだろうなあ。だから、たまには田舎で遊ぼうよ。なんて……でも、今年は絶対にきっと、楽しいよ。 　死んだはずの中学時代の友達から…

『自分はきっといつか、こういう風に死ぬのだろう』 ファズメリア王国の中位貴族の息子カディオは、幼馴染の貴族の令嬢ユエナを暴漢から助け、大けがを負う。 時は経ち、美しく成長したユエ…

昔を懐かしむのは大人の特権であり、楽しみである。 そんな誰かのセリフをお守りにして、僕は昔話をする。

　ある日、妙な夢を見た。 　女神様のようなその人から、頼みもしないのに能力を押し付けられる。 　それは、あたしが触った人のところへ、運命の相手を訪れさせる能力だという。 　ほと…

私の今残っている友人は、なんかすっきりこない人たちばかり。 聞く側に回れない、ナナコ。 人の話を平気で奪っていく、サキ。 転勤族でかまってちゃんのミサコ。 何考えてるか分からない…

きっと、全ての事に終わりはくる。それは平等で待ってはくれないのだろう。なら終わってしまったのなら、私はあなたの為に何が出来るのだろう？

僕は中学時代からずっとボッチである。そんな中、同じクラスの湯来さんと恋をする。だけれども湯来さんに彼氏がいることを知る。そうして失意の底へ落とされた僕。 その湯来さんの彼氏に妹…

「他人と比較してものを考える習慣は、致命的な習慣である」と、誰かが言った。ならばと思い私は、過去の自分の過ちと向き合う道を選んだ。 しかしそれはあまりにも過酷すぎて、自分で決めた…

ベージュの長い髪を持つ女子高生、『曲輪せつな（セツナ）』は、幼馴染であり黒髪の乙女『天見優理（ユウ）』の“ある弱み”を握っていた。 屈折した感情を抱えたまま、二人の時間を重ねてき…

公園で一人の男性の刺殺死体が発見された。彼の部屋に行ってみると、そこには何とも殺風景な部屋があった。まるで断捨離のようである。彼は自分の興味のあることだけには一生懸命になるが、そ…

内乱により故郷を追われた主人公。 運良く流れ着いた辺境の港町で見つけたのは、田舎には相応しくない音楽教室だった。 そんな教室の人々は彼の身の上を知ると、彼を新たな家族として快く受…

夫と死別したemiの世界。

家事代行・メイド派遣サービス『オーダーメイド』。 様々な好みに対応した、派遣メイドが貴方の家事を手伝います。 可愛いメイドさん、オネェさんのメイドさん、年上、年下、ドジっ子なメ…

とある誰かのモノローグ。人はきっと、色々な想いを胸に秘めて、見たくないものを見ないように生きている。でも、どうしても見えてしまうものがある。貴方の見たくないものは、なんですか？

ゾンビ：パンデミックが発生。ボロアパートに住んでいたおっさんが機巧の神っぽい存在に『よきにはからえ』と投げっぱなしジャーマンな使命をかまされる。ケイ素生命体や金属生命体の文明の知…

第1回カクヨム短歌・俳句コンテスト　一首部門

「落ちてるものを拾ってはいけないよ」 祖母はことあるごとにそういった”決まり事”を教えてくれた。 それはきっと、理不尽から身を守る方法だったのだろう。 だから従妹よ、拾ってくるな…

　付き合って二年の彼女である瑠璃は、感情が表に出にくいです。なので、あなたのことをあの手、この手で愛情を伝えようとするあまり、少しばかり過激になってしまう部分もありますが、心の広…