「短編 妖怪」を含む小説

　何もかもがどうでも良くなった私は山中に向かう。 　そこで出会った妖怪「サトリ」とのやり取りとは？ 　自主企画「YY01-お題で書こう！企画！『ばくだん』」の参加作品です。 　…

裳付姿の僧侶とは仮の姿、唐国渡りの不老不死の仙人道登は、恵満という男に請われて八幡の地を訪れていた。水害で流された八幡と山崎を結ぶ大橋の普請にて、人足の男が次々と行方知れずになる…

【カクヨムコンテスト10・中間選考通過しました！】 世宇海中学校の二年に在籍する光生。 彼は、幼い日のとある出来事により10秒を巻き戻す力を手に入れていた。 神の領域ともいえる…

「その辺りじゃ、今も紅葉を『サイノカミ』の衣替えっていうんだってさ」 艶やかな紅葉の下、妖怪猫の言葉に、ふと、思い出す。 ――遠い昔、傍にあった彼の人の姿を。 孤独な烏は、ある…

※近況ノートを利用した表紙画↓ https://kakuyomu.jp/users/HiranakaNagon/news/16818093093319596188 　じつは昨年…

カクヨムコン10【短編】応募用作品。 ちょっとした酒の肴から始まる話。 ※ノベルアップ＋にも掲載しています。

表の世界と裏の世界を行き来できる探偵、宵闇明治は行方不明の少年を探すために裏の世界へと潜り込む。

　安定職を求めて公務員になった久留島零寿。 　しかし配属されたのは機密性が高い謎の部署。不安を感じつつも配属先に向かった久留島は、今まで縁遠いと感じていた、オカルト事案に関わるこ…

馴染みの古本屋で、奇妙な手記を見つけた。不可解な出来事が数多く書かれている。ホラー短編集のようだが、都市伝説の備忘録のようにも思える。フィクションなのだろうが、妙なリアリティをも…

川崎市――昼夜問わずラーメンの行列が絶えないこの街で、探偵業を営む佐藤は、失踪した若者の行方を追う依頼を受ける。最後に目撃されたのは、大師商店街で「どうしても食べたいラーメンがあ…

ぬえの骨が見たい。そう思ったぼくは、古びた旅館にたどり着いた――

生を全うした魂が行き着く『黄泉の国』。 妖怪が暮らすこの国は、現世と同等レベルの発展を遂げていた。 小さな書店に勤めるガイコツ人間・灰崎は今日もけだるげに一日を過ごすのであった。

夜鳴咲吉は「不運」の持ち主だった。本人の意思に関わらず周囲に不運を招く体質であり、ある日咲吉はそれに耐えきれず人里から離れる選択を取る。 　 「お？おおっ！！咲吉ではない…

流浪の道登法師とその弟子制多の姿は、那古野荘近くの竹林にあった。 白狐の妖仙・初連を訪ねる旅の途中であったが、そこへ一羽の燕の式神が現れる。 足を止める師弟の前で、燕は姿かたちを…

ここ数日、五年二組の三島春斗はひどく落ち込んでいた。 ガイコツ先生たち探偵団は、その真相を究明するべく動き出す。 果たして、ガイコツ先生たち探偵団は、真相にたどり着くことができる…

ある日、水樹冬彦は初恋の彼女を寝取れてしまう。 ショックから立ち直るために友人のすすめでマッチングアプリで彼女を探すことに。そうして知り合ったのはスタイル抜群ののっぺらぼうの彼女…

お昼時の話で上がった、夕時に現れる謎の御面屋の噂話。特に気にも留めていなかった会社員の多恵は疲れた身体を引きずりながら帰路につく。 黄昏時。誰もいない帰り道。遠くのほうでぼんやり…

害妖安全対策課の副主幹、田崎は、軽バンの中から住職と共に大鷲山をじっと見ていた。 相対するは害妖・餓者髑髏、迎え撃つは警察、自衛隊、消防署、市役所害妖安全対策課、そして神社仏閣。…

進学を機に上京した大学時代の「私」に起こった不可解な出来事。 地獄の小鬼が衆生に仇なす怪異を成敗！ 某新人賞に応募した短編小説です。

ある日、お化け屋敷オタクの御守灯矢《みもりとうや》は近所で有名な遊園地、四季の館のお化け屋敷に行くことにした。 一風変わったお化け屋敷の中、後ろで物音がしたその時、灯矢を脅かしに…