僕の残念な巻き戻しは、妖怪の気配と共に！？

誰かをとっさに助けるのに必要な時間というのは、あまり多くはありません。
判断する時間は1秒もなく、まさに一瞬で済ませる必要があり、そして即行動するための瞬発力が求められます。
で、その決定的な一瞬に間に合わないことも往々にしてあるわけで。
ですが、確実に10秒稼げるとしたら……判断の猶予と最適行動を考える時間が十分にあるのだとしたら？
ついでに言えば……そういう状況に陥る原因が「ただの偶然」以外にあるとしたら？

一話完結の短編なのがもったいないくらいの「引き」の良さもポイント。
是非、ご堪能ください。

いつも運が悪く災難に遭っている光生くん、実は彼はただ単に間が悪いわけではない。
誰にも知られることなく、危険な目にあった生徒を救っているヒーローなのです。
彼の能力、それは……。


役に立つのはたつけれど、ちょっと短い！短すぎる。
それでも彼は日々、自分を犠牲にして事故から生徒たちを救っているのです。

彼がこの能力を得た馴れ初めも語られており、何故か彼の力をしっているような教師も登場。
この先に何が待ち受けるのか、わくわくするのですが、これ短編ですか？
これで終わらず続きが欲しい。
このままでは不幸な少年で終わってしまう！

と、悶えてしまいました。
正義の味方の好きな方におすすめです！

主人公の光生君は何かと間の悪い中学生。
でも、その間の悪さには何やら理由があるらしく…？

王道の学園能力バトルでも始まりそうなワクワク感！
5000字という短さで綺麗にまとまった秀逸な設定に「これで終わっちゃうのー！？」という勿体なさを感じる程です。

幼馴染の（多分）イケメン同級生に、熱血新任体育教師。
えっ、大好物なんですが、これから絶対男の友情深まったり、わちゃわちゃしたのが見られる展開なのでは…！？

機会があればぜひ続きも読みたい作品でした！✨✨