概要
水郷の町に渦巻く、姉妹の未練と愛憎の語り
裳付姿の僧侶とは仮の姿、唐国渡りの不老不死の仙人道登は、恵満という男に請われて八幡の地を訪れていた。水害で流された八幡と山崎を結ぶ大橋の普請にて、人足の男が次々と行方知れずになるという奇怪な出来事に頭を痛めていたのである。道登と共に橋のたもとを訪れた弟子の制多は、そこで不可思議な物乞いの娘と出会うのだが――
※「【短編募集】説話の翻案を書いてみよう! 冬」参加作
自主企画主催者:山茶花様
https://kakuyomu.jp/user_events/16818093089607418215
『今昔物語集』巻第十九「髑髏、高麗の僧道登に恩を報ぜる語 第三十一」の翻案。
※「【短編募集】説話の翻案を書いてみよう! 冬」参加作
自主企画主催者:山茶花様
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『今昔物語集』巻第十九「髑髏、高麗の僧道登に恩を報ぜる語 第三十一」の翻案。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!この法師なら、山の神すらきっと余裕で倒せそう……
途中展開のインパクトがとにかく強く、その部分がすごく印象に残りました。
道登法師とその弟子の制多が出会う、怪異の絡む事件。
とある因縁から「妖怪」と化した存在がおり、それを調伏しにいくことに。
美丈夫である道登法師は、色狂いが高じて妖怪と化した存在を倒すため、ある方法を取ることになります。
古くより、「山の神」などを鎮めるためには「ある方法」を取るのが良いという話が言い伝えられていますが、本作の道登がとった行動はそれに通ずるものがあります。
ただ、今回は怒りを鎮めるとかだけでなく、更にその先での完全な退治まで出来てしまう。ここまでの力があるならおそらく山の神の類でも相応な…続きを読む