「歴史短編」を含む小説

世紀の大勝負が今始まる────

書生、楠木八之助はとある記憶を思い出す。 幼い頃に母代わりとなって愛情を注いでくれた人との思い出だ。 もう戻らぬ日々に思いを馳せて一日一日の記憶を、鮮明に思い返していく。 彼女…

思いついたものや昔話を改変したようなものを書いています。 よければ読んでやってください。 ２０２４年８月１２日 全５０話になりましたのでここで完結にします。

　其は、神に似て神に非ず、人に似て人に非ず、さりとて佛(ひとでなし)でもない。 　彼等は信仰そのもの。信仰が人の形をとって創られた擬者。 　―――まるで、神が人間を、ご自身に模(…

「鳳至ノ孫」という名で呼ばれたとある長者の物語。その家の繁栄には、霊験あらたかな「帯」の力がはたらいていた。俗世の力学から外れたかのようなその果報は、やがて強欲な国守の目にとまる…

宣教師は工作員・諜報員？ホイホイ、一神教を取り込めば、武器を持って襲い掛かってくる。武器とは銃や刃物だけではない。人権や差別など聞こえのいい権利を振りかざし被害者面で襲い掛かって…

水害で悩む村に一人の旅僧がやってくる。決して豊かと言えない村で歓待を受けた僧は感激し、村の水害をなんとかしようという。その際僧は村人に人柱を求めるのだった。

皇極天皇4年6月12日(645年7月10日)。 この日は、乙巳の変が起こった日です。簡単に言うと、蘇我入鹿が中大兄皇子や中臣鎌足に首ちょんぱされた日です。 帝の御前で首が飛ぶとい…

延長八年、国司として土佐に赴いた歌人、紀貫之は、ある夜夢を見る。 その時、僧は貫之のいる国府に念を送り……。 歴史をもとにした短編の伝奇小説です。

頃は明和(めいわ)、絵描きの話をしよう 鈴木春信(すずきはるのぶ)という浮世絵師は、少年少女の淡い恋心のようなふわりと可愛らしい絵を描く。 だが自分の絵はまだ一枚も刷っても…

マジで見た夢の話です。 The厨二病男子と、厨二病だと認めたくないけどバチバチ厨二病の先輩。 あまりに黒歴史すぎるボーイミーツガール。 その夢の中で、先輩が 『バチリギと黒いネジ…

歴史好きの男が、突然なぜか戦国武将「吉良義安」に転生してしまった。 名家の跡取りであることと、あの徳川家康（に改姓する直前の松平家康）と親しいということ以外に取り柄がない上に、子…

　ただ、モテたかった。いや、野球部が羨ましかっただけなのです。男子校に通う自称天才軍師の平凡な高校生の挑戦と失敗。

アレ歴史持ちの求神子さんは今日も恒例のアレに見舞われています。

元自衛官、エロゲーに染まる！ 秋葉原が世界的電脳都市だった時代。ＮＥCのＰＣ-９８と富士通のＦＭタウンズとシャープのＸ68000の三大ＰＣが熾烈な「えろ」ウォーズを繰り広げていた…

主人公は、ある日空から落ちてきた大天使マリカエルに出会う。 そこから、ふたりの運命は変わるのだった。 この作品は、小説家になろう、ハーメルン、アルファポリス、Pixivでも投稿…

ちょっと汚いお話なので食事中のかた、苦手なかたはお立ち寄りはお控えしてください。

社内不倫の代償として、都会から山里の「大岩間」に飛ばされた野々村舞夢。不気味な長屋に住むことになり、年老いた大家から奇妙な話を聞くことになる。部屋の隣人たちも怪しげで、幽霊のよう…