概要
徳川が吉良に変わると『大日本史』が変わり、そして明治が変わる!
歴史好きの男が、突然なぜか戦国武将「吉良義安」に転生してしまった。
名家の跡取りであることと、あの徳川家康(に改姓する直前の松平家康)と親しいということ以外に取り柄がない上に、子孫が『忠臣蔵』の吉良上野介義央であることに気づいて、何とか忠臣蔵=赤穂事件を阻止しようと、家康に吉良家を継がせるという策を思いつく。
三河支配のための三河守任官に苦戦していた松平家康もそれを受諾して、徳川家康ではなく「吉良家康」が誕生した。
そのあと史実通りに吉良義安が病死したところで目が覚めたので、夢オチかと落胆した主人公だったが、パソコンで歴史を検索してみたところ、家康が吉良家を継いだことになっていただけでなく、なぜか明治の歴史まで大きく変わってしまっていたのである。
その変化の鍵は水戸光圀が編纂させた『大日本史
名家の跡取りであることと、あの徳川家康(に改姓する直前の松平家康)と親しいということ以外に取り柄がない上に、子孫が『忠臣蔵』の吉良上野介義央であることに気づいて、何とか忠臣蔵=赤穂事件を阻止しようと、家康に吉良家を継がせるという策を思いつく。
三河支配のための三河守任官に苦戦していた松平家康もそれを受諾して、徳川家康ではなく「吉良家康」が誕生した。
そのあと史実通りに吉良義安が病死したところで目が覚めたので、夢オチかと落胆した主人公だったが、パソコンで歴史を検索してみたところ、家康が吉良家を継いだことになっていただけでなく、なぜか明治の歴史まで大きく変わってしまっていたのである。
その変化の鍵は水戸光圀が編纂させた『大日本史
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!歴史に造詣が深いチートは無双しないのですが、世界の変化だけは分かるよ!
歴史Ifものです。
歴史ものとしてお読みになるには、本当の歴史を読みながら知って行くといいかと思います。
勿論、作中でも本来の歴史を語っております。
例えば忠臣蔵のよくある筋ではなく、本来ある姿のご紹介であるとかが描かれております。
ひとこと紹介で「無双しない」と書きましたが、活躍はします。
ああ、本当はこうなのにと辞書が頭に入っている。
いや、大日本史が入っていたのかな。
その他近代のこともお詳しいです。
吾輩は、もしかして、作者様のことかと思いました。
とにかく筆のノリがよく、楽しんで書かれたことと思います。
お体の方、大事になさってください。
是非、ご一読ください。