太平洋戦争での進捗はまあ、各提督の皆さんの活躍もあり熱いお話があります。他方、独ソ戦は…筆者のタイピングがこう…こっちが本命なのでは?的な感想が。
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転移物や転生物の数々の名作や傑作を読んできたけど進んだ電子工学で異世界や過去を改変するという割と有りそうな設定を採っている作品が思いのほか少ない登場するにしても製作の過程や工程は省いてサラっと出来上がりみたいな物しかないしかしコチラの作者さんは前作「蒼穹の裏方」において物語の進行に合わせて事細かな技術解説をちりばめていて他のノベルにはない技術書を読んでいるような錯覚を起すような稀有な作品の作者さんですなので真空管やトランジスタ、集積回路やコンピュータ発達の歴史が好きな自分がまさに探し求めていた作品と言えます
第二次大戦、太平洋戦争をコンピューターの開発で戦うという戦記物。早い段階で電子計算機に着目していたら?という視点は目新しい!このアドバンテージでどうアメリカの質と量に立ち向かうか?
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